欧州

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BMWがついに悲願達成。2024年7月の欧州市場においてついにテスラを抑えて「もっとも多くのEVを販売したメーカー」に。それでも車種別だとモデルYがダントツで売れているようだ

| こういった統計を見るに、むしろテスラの強さを実感することになる |テスラはたった(欧州では)4モデル、しかも老朽化したラインアップで戦っているさて、2024年7月の欧州市場において、BMWがテスラを上回る電気自動車(BEV)を販売したとのこと。テスラがモデルSを投入して以来、既存自動車メーカー、とくにプレミアムカーメーカーにとっては「打倒テスラ」が悲願であったと認識していますが、(おそらく)単...
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BYDがEUの関税を回避するためトルコに工場を建設すると発表。なおトルコはこの混乱に乗じ中国の自動車メーカーの誘致を図るなど水面下で動いているようだ

| トルコにとってはEUの「対中国関税」は思わぬチャンスということに |トルコで自動車を生産しEUへと輸出すればトルコ内の関税は免除、EUでの関税もゼロさて、つい一週間ほど前には欧州が中国製EVに対する追加関税の導入を行ったところですが、今回はBYDがトルコに新しい電気自動車およびプラグインハイブリッド車生産工場を建設する予定との報道。この「トルコ工場」で生産することで”中国製”ではなくなり、これ...
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ロンドンにおける「夏の風物詩」、中東ナンバー/オーナーのスーパーカーたち。中には20億円と言われる「123」をつけたフェラーリ812コンペティツォーネも【動画】

| ダーク系、そしてマットカラーがロンドンのスーパーカーにおけるトレンドのようだ |やはり中東の富裕層にはフェラーリが大人気さて、夏の欧州における風物詩が「中東ナンバーをつけたスーパーカーやハイパーカー」。これは中東の富裕層が避暑のために欧州へやってくる際に自国から車両を輸送してくるためですが、中には欧州に拠点を構え、欧州にてナンバーを取得する人もいるもよう。この傾向はロンドン、そしてニースやカン...
thumbnail image ■そのほか自動車関連/ネタなど

内燃機関はもしかすると永遠に生き残るかもしれない。欧州議会最大グループが「合成燃料/代替燃料の使用による内燃機関存続を、暫定ではなく永久に」明記するよう提案

| これが実現すれば、各自動車メーカーは明確なビジョンのもと、安定した投資を行うことが可能に |結果的には内燃機関を存続させ、それをカーボンフリーにするための取り組みを国家挙げて進めるのがいいのかもしれないさて、すでに形骸化しそうな欧州の「2035年の内燃機関禁止」ですが、現時点では例外として合成燃料/代替燃料の使用が認められているものの、実際にはこれについて明確な規定がないもよう。そこで今回、ロ...
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欧州のEV市場ではすでに「5台に2台が中国製」。たとえ関税が導入されても中国の自動車メーカーは様々な回避策を取る可能性が高く、中国製EVが支配する未来は変えられない

| 中国政府が「EVを世界中に輸出する」という方針を取る限り、この流れを変えることはできないだろう |中国は武器の代わりにEVをもって世界侵略を目論んでいるさて、先日は「2030年には、世界で販売されるクルマのうち、33%(3台に1台)が中国車になる」という驚きの予測が出されていますが、すでに欧州では「販売されているEVのうち、19%(5台のうち2台)が中国製」ということが明らかになっています。こ...
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BMWが欧州で2シリーズクーペの改良を発表、M2クーぺは20psアップし最高出力480psに

2024年6月13日(現地時間)、BMW AGは欧州で2シリーズクーぺおよびM2クーぺの大幅改良を発表した。 2024年8月から段階的に生産が開始され、世界中で販売が開始される。...
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欧州(EU)が「中国車が補助金を得て不当に安価にEVを販売している」件に関して調査を行い、最大38.1%に関税を引き上げる意向を固める。このまま進めば7/4には発効

| 調査の内容に従い、「補助金の程度」によってメーカーごとに関税が区分けされ、最大では38.1%に |現在中国と協議中、事態が覆らなければこのまま追加関税が発動するさて、欧州委員会(EC)がついに「中国のバッテリー電気自動車(BEV)とそのサプライチェーンが不当な補助金の恩恵を受けている」との結論を下し、その結果として「ECは中国製EVに対する暫定輸入関税を、自動車メーカーに応じて17.4%から3...
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BMW3シリーズが欧州でアップデートされて登場、急速な技術進歩を反映

2024年5月29日(現地時間)、BMW AGはBMWブランドの中核を担う「3シリーズ/3シリーズツーリング」のフェイスリフトを欧州で発表した。現行第7世代では2度目の大幅改良で、2024 年7月より段階的に生産が開始され、世界中の市場で販売が開始されることになる。...
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EUではやはり環境志向に起因して電動化に強い関心。ハイブリッドとEVが大きく新車販売を伸ばしガソリン車のシェアは半分以下に、「10台に1台」がEVへ

| なぜかEUでは他地域とは異なってプラグインハイブリッドの販売が今ひとつ |ただしハイブリッドが大きく伸びていることは他の国や地域とも共通しているさて、欧州市場における2024年1−4月の新車登録状況が発表され、ハイブリッド車のシェアが伸びたことが改めて明確に。まずEU全体だと370万台の新車が販売されていますが、これは前年比で6.6%となっており、特にドイツとスペインでは7.8%、そしてフラン...
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メルセデス・ベンツとBMW「中国車の進出による脅威はなく、 EUに関税を設ける必要はない」。ステランティス「関税なしでは壊滅してしまう」。この差はどこから?

| それぞれの自動車メーカーにはそれぞれ固有の事情がある |そしてその事情には必ず中国が絡んでいるさて、現在中国製EVに対して「関税を課すかどうか」を調査している欧州連合(EU)。これは中国から入っているEVがあまりに安価であるため、欧州で生産しているEVの価格に割高感が生じてしまい、その結果「欧州製のEVが売れない」状況が生じているため、公平性を期すことを目的として、中国から輸入するEVに税金を...