中国

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アウディが今年5月に開始した上海汽車とのEV合弁による成果として早くも11月にコンセプト発表、来年には実際に発売。このスピードこそがアウディが求めたものなのかも

| やはり中国の自動車メーカーの開発速度はとんでもない速さである |この戦略が成功すればほかブランド、自動車メーカーもこの例に倣いそうださて、今年5月20日にアウディとSAIC(上海汽車)は、中国市場に特化した高級スマート電気自動車を共同開発し、先進デジタルプラットフォームを構築する協力協定を締結していますが、なんとそのプロジェクトから誕生した新型エレクトリックコンセプトカーが11月にも発表され、...
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BMWが「史上最悪の」事態に直面。全世界で150万台ものブレーキ関連リコールを行う必要が生じ、この対応費用だけでも1400億円以上が消し飛ぶことに

| さらにBMWは中国での販売不振、バイク部門「モトラッド」の伸び悩みといった問題も抱えている |この数年「好調」が報じられていただけにこの状況はBMWを相当に苦しめることになりそうださて、BMWは現在「史上もっとも困難な状況にぶつかっている」と言われ、それは「世界中で150万台以上の車両に影響する統合ブレーキ システムのリコール」。現時点ではその詳細は発表されておらず、よってどういった問題がどう...
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好調が報じられたBMWが一転「中国での需要が弱く、2024年の予想利益率を30%引き下げる」と発表。ただしアナリストからは「それでも生ぬるい」との声も

| プレミアムカー市場は「中国車の進出」「高級品需要減退」のダブルパンチである |ただし今後このまま衰退するのか盛り返すのかはわからないさて、フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツ、ポルシェに続きBMWも「中国市場における需要が弱い」とコメント。さらには中国での軟調に加え、コンチネンタル社から供給を受けていたブレーキシステムに関する不具合(150万台以上に影響)を受け、2024年通年の利益率を従来...
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フォルクスワーゲンが30年続いた「雇用を維持する」という労組との協定を破棄。反発と訴訟の嵐が予想され、ついに行き過ぎた「EVシフト」への歪みとほころびが露見する

| フォルクスワーゲンはこのままでは「国際的な競争力を大きく失う」ことに |しかしながら中国依存度の高い、メルセデス・ベンツ、ステランティスも他人事ではないさて、先日フォルクスワーゲンが「その歴史上、はじめてドイツ国内の工場を閉鎖することを検討している」と報じられていますが、その際に触れられたのが「2029年まで雇用を維持すると定めた労働組合との協定打ち切り」。この協定を打ち切ることはつまり「労組...
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メルセデスとBYDとの共同開発によるミニバン「デンツァD9」が20万台を突破し「中国でもっとも売れているミニバン」に。今月から右ハンドルを製造し香港へ投入、日本での発売も期待

Image:Denza| デンツァはD9を発売するまで「冴えないブランド」ではあったが、D9の登場によって一気に状況が覆る |今後、中国社の主流は「ミニバン」へと移るのかもさて、メルセデス・ベンツとBYDとのコラボレーションによって誕生した会社、騰勢汽車の展開するEVブランド「電座(Denza / デンザあるいはデンツァ)」。※当初両社の出資比率50:50にて誕生しているが、のちにメルセデス・ベン...
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ますます中国車の存在感が強くなる中国自動車市場。撤退を考えるメーカーもある中、メルセデス・ベンツは積極投資にて巻き返しを狙うとの報道

| いくつかの自動車メーカーにとって「中国市場は絶対に失ってはならない」マーケットである |メルセデス・ベンツは中国の自動車メーカーに対して「徹底抗戦」さて、現在中国は「世界最大の自動車市場」となっていますが、ここでは中国の自動車メーカーがその販売を大きく伸ばしており、その理由は大きく分けて「現地で好まれるデザインや機能の採用」「安価な価格設定」にあると言われています。つまり中国のメーカーは「素早...
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「大きく広い室内を持つ」クルマが好まれる中国市場向けにテスラが「モデルYのロング版 / 6人乗り」を投入?けっこうなヒット作になる予感

| 現在多くの自動車メーカーが「他の市場では販売していないロングバージョン」を中国市場に相次ぎ投入している |中国市場には「専用モデル」を投入するだけの価値があるさて、中国市場は大きなクルマが好まれるということもあり、フォルクスワーゲンやアウディ、BMW、メルセデス・ベンツなどが相次ぎ「ロングホイールベースバージョン」を発売していることでも知られますが、今回はテスラもその波に乗って「ロングバージョ...
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どうしてこんなことに・・・。ボルボの高級EVブランドとして華々しくデビューしたポールスター。ボルボとの区別がつかず販売が落ち込み打つ手なし、ついにCEOも交代

| 正直なところボルボとポールスターですらこの問題を解決できず、ポールスターはボルボを食い物にしてきただけである |こrwは「ボルボ問題」として親会社(吉利汽車)にとって大きな頭痛の種であるようださて、ボルボの高級EVブランドとしてスピンオフしたポールスター。現在はボルボとともに中国・吉利汽車傘下にありますが、つい先日CEOが(おそらく引責の形で)交代したことが報じられています。なお、ボルボと袂を...
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スマートがラギッドなSUV風味の「#5」正式発表。メルセデスGLCと同様のボディサイズに高級な内装を持ち、完全に別のセグメントのクルマへと進化する

| キャラ変したこと自体に異論はないが、これならスマートブランドを買収する必要もなかったのでは |よりアウトドア風の「サミットエディション」はなかなかナイスさて、スマートがブランニューモデル「#5」を発表。これはこの春に公開された#5コンセプトの市販バージョンですが、コンセプトモデルよりも一層ワイルド名スタイリングをもって登場しています。なお、「スマート」というと小さなクルマのようにも思えますが、...
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中国のバッテリーメーカーがついに「ソリッドステートバッテリー(全固体電池)の実用化に成功した」と発表。コストは従来のリチウムイオン電池の+15%、生産は2026年から

Image:快科技| ただし実際に生産が開始され、車両に実装されるまでは「実用化」とは言い難い |この「グレートパワー」はEV用バッテリー、産業用蓄電池の生産を主に行う新興企業であるさて、中国のバッテリーメーカー、グレートパワー(中国語表記だと鹏辉能源)が新製品発表記者会見を開催し、その場で全固体電池を発表しています。現在、この全固体電池(ソリッドステートバッテリー)は世界中のバッテリーメーカーや...
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中国シャオペンが「高機能で長距離を走れるのに」同クラスで最も”中国で安い”EV、MONA M03を発売。その価格で利益が出るのかとの質問に対し「安価な根拠」を語る

Image:Xpeng| シャオペンは様々な技術革新を成し遂げ、コストに関するブレイクスルーを実現したようだ |もう日米欧の自動車メーカーはこれについてこれないかもしれないさて、中国のEVブランド、シャオペン(Xpeng)はつい先日、もっとも世界で空気抵抗が小さいとされるEV「MONA M03」を発表していますが、このクルマでもっとも驚くべきは空気抵抗よりも119,800~155,800元(現在の...
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ホンダ「他社はEV展開を遅らせているが、我々の計画に変更はない。EVがもっとも効率な手段であるという信念は変わらない」

| おそらくは「出遅れた」ためにあらかじめ”修正”が含まれた計画になっているのだと思われる |よってホンダの計画は「現状」を正しく反映した現実的なものであろうさて、フォード、GM、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、ベントレー、アウディなど様々なブランドが電動化計画のペースを緩める意向を発表していますが、一方のホンダは少し前に公式にコメントがなされたとおり、現在でも「電動化計画に変わりはない」...
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中国にて「世界ロボット会議」開催。27体のヒューマノイドロボットがデモを行う中、テスラボット(オプティマス)のみが透明のケースに微動だにせず収まったままに【動画】

| そのうちEVのみではなく「ロボット」においても中国が覇権を握る日がやってくるかもしれない |中国のテクノロジーの進化たるや恐るべしさて、先日北京にて「世界ロボット会議」が開催され、ここでは多数のヒューマノイドロボット(27体)が登場したと報じられ、それぞれ様々な特技を披露したそうですが、そんな中でもテスラの「オプティマス(テスラボット)」のみがクリアケースの中に閉じ込められ何ら動きを見せなかっ...
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シャオミはEVを1台販売するごとに135万円もの赤字を出していた。しかしリビアンの-476万円、フォードの-687万円に比べると赤字幅は小さく2年以内には黒字化か

Image:Xiaomi| EVビジネスがいかに大変であるかがわかると同時に、いかにコスト管理が重要であるかもよくわかる |そして「コスト」という点で中国に勝ることは非常に難しいさて、シャオミはその電気自動車第一号「SU7」を発売し好調なデリバリーを記録していると報じられていますが(第2四半期には27,307台を納車している)、そのSU7は1台売るごとに「9,200ドル(現在の為替レートにて約13...
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中国Avatr(アバター)よりルイ・ヴィトン、フェンディ、ディオールのデザイナーとコラボした「012キム・ジョーンズ」登場。ちなみに購入するとディオールのバッグが付いてくる

Image:AVATR| 中国では一気にトレンドが拡大することがあるだけに、今後は「ファッションデザイナーとのコラボレーション」が人気化するのかも |正直、このアバター012はなかなかにカッコいいデザインを持っていると思うさて、長安汽車が展開するEVブランド、アバター(Avatr=阿维塔)ですが、中国・上海で開催された「2024アバターブリリアントナイトイベント」にてアバター012を正式に発表し、...
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豊田章男会長が中国を訪れ「平均年齢38歳」のセンチュリーオーナーたちと会談。「センチュリーGRMN」の量産について語る【動画】

| そのうち日本よりも多くのセンチュリーが中国で販売されることになりそうだ |もともとセンチュリーSUVは「顧客の要望に応じてボディスタイルすら変更できる」とアナウンスされているさて、豊田章男トヨタ自動車会長が中国を訪れてセンチュリーのオーナー(平均年齢38歳)を囲んだ座談会およびイベントを開催し、そこで「センチュリー(SUV)のGRMNバージョンが生産される」とコメント。なお、センチュリー(セダ...
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中国車がまた驚くべき機能を実装する。クルマが真横に動いて「あっさりと」駐車スペースに収まり、これによって縦列駐車が不要に

| 正直、これは誰もが欲しかった機能かもしれない |こういった「常識外れ」の進歩に日米欧の自動車メーカーはついて行けないのであろうさて、中国車は日米欧のクルマとは全く異なる方向性へと進化しており、「自動運転」「マスコット(バーチャルアシスタンス)」「巨大ディスプレイ」さらには「タンクターン」「ダンス」といった自動車本来の機能とはかけ離れた方面へと進んでいます。そしてその理由は「中国の消費者がそれを...
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GMが「ピークから販売台数が半減した」中国事業を見直し、生産能力の縮小について現地パートナーとの見直しに入ったとの報道。今後は高級車とEVに注力

Image:General Motors| GMは「二度と中国の販売台数が元に戻ることはない」と見ている |そのため「台数」ではなく、より1台あたりの利益を多く稼ぐことができる方法へとシフトさて、ゼネラル・モーターズ(GM)は、中国の自動車メーカーとの競争が激化する中、同地域での事業を見直す過程において、中国での雇用を削減し生産能力を引き下げることを検討している、との報道。※GMは中国にてビュイッ...
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中国Zeekr(ジーカー)が人気サルーン「007」の発売から1年も経たないうちに大型アップグレード実施、「世界で最も速く充電できるEV」へ。これぞチャイナスピード

| 現在の中国車は確実に模倣の域を超えて独自の進化を遂げている |EVに関しては日米欧の自動車メーカーが「追う」側となるだろうさて、日本導入計画が明らかになった中国Zeekr(ジーカー)。同社はロータスやボルボを傘下に収める吉利汽車によって運営されていますが、吉利汽車にとっては「世界戦略ブランド」として位置づけられており、すでにニューヨーク証券取引所に上場するなど着実にその地盤を固めつつあります。...
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あの「GT-R似」1287馬力のエレクトリックセダンを発表して一躍有名になった中国HiPhi(ハイファイ)。創業から7年、わずか3車種を発売したのみで破産宣告

| 現在、中国のEV市場は「戦国時代」に突入しており生き残りは非常に困難だと言われている |HiPhi(ハイファイ)は高いデザイン性、そして先進性が評価されたEVメーカーではあったがさて、「R35 GT-R似、1,287馬力のハイパーセダン」「ガルウイングドア採用のSUV」など様々な話題を振りまいてきた中国の高級EVメーカー、HiPhi(ハイファイ)が破産宣告を行ったとの報道(正確に言うならば破産...
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中国のスタイリッシュなEVブランド、Zeekr(ジーカー)が2025年に日本導入決定。展開するのはロータス、ボルボを傘下に収める吉利汽車

| ジーカーのEVはボルボ、ロータスのEVと車体を共有している |そしてジーカーのEVは今までに1台も燃えたことがないらしいさて、吉利汽車参加のEVブランド、Zeekr(ジーカー)が2025年に日本市場へと上陸するとの報道。この吉利汽車は現在ボルボやポールスター、ロータスを傘下に収めており、よって日本で販売するためのノウハウもあると考えられ、かつ輸送手段についても問題はないものと思われます。なお、...
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メルセデス・ベンツが「北京ではじめてレベル4自動運転のテスト許可を取得した国際自動車メーカーになった」と発表。ただしこの外観で実装されたらちょっと嫌だな

Mercedes-Benz| 「レベル4」は高度な自動運転レベルを意味し、上から2番目のレベルである |中国市場では高度な「自動運転」の実装が強く求められるさて、メルセデス・ベンツが北京の指定都市道路と高速道路にて「レベル4」の自動運転試験の承認を取得した初の国際自動車メーカーとなったと発表。このレベル4の試験はメルセデス・ベンツ チャイナの技術研究プロジェクトの一環として行われており、自動運転シ...
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もう日本は中国に勝てないのか・・・。2024年上半期、中国は日本の「202万台」を引き離して279万台を輸出し圧倒的首位に。中国車の時代が確実に到来したことを証明

| 世界中の「普及価格帯」の自動車市場は中国車によって制圧されてしまう可能性も |この流れは「正直」止めることはできないだろうさて、2023年には中国が「日本を抜いて自動車輸出における最大国」になったことが報じられ話題となっていますが、2024年に入ってもその勢いは留まるところを知らず、なんと上半期において前年比31%増の279万台を輸出したとの報道。同時期に日本からの輸出は0.3%減少しての20...
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米にて中国製自動運転ソフトを搭載したクルマの販売禁止か。中国車だけではなく中国へとソフト開発を委託している日米欧の自動車メーカーも影響を受ける可能性

| これによってアメリカと中国との摩擦がいっそう強くなることは間違いない |実際のところ、中国以外のメーカーの製品から「中国」要素を排除することは容易ではないだろうさて、米国が最近「コネクテッドカーの国家安全保障リスクについて話し合うため、主要同盟国との会議を開催した」との報道。この「リスク」とは自動運転車で使用される中国製ソフトウェアに関するもので、バイデン政権はこのソフトエウアにつき(中国製の...
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アウディが中国で発売する新型車には「フォーリングス」を使用しない?現地で競争力を持たせるために安価なEVを開発し、それは「アウディとは呼べないシロモノ」になるようだ

| 中国市場での生き残りを考えるならば、この方針も「やむをえない」だろう |ただし代わりにどういったエンブレムが与えられるのか、どういった名称を名乗るのかについては報じられていないさて、「アウディの内部事情を知る匿名の情報源からの情報」として、アウディが中国市場においてそのエンブレム”フォーリングス”を外すとの報道。この意図としては「ワールドワイドでのアウディブランドのイメージの保護」だといい、ど...
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こんなにきれいにV12エンジンが飛んでゆくのか・・・。フェラーリ・プロサングエが中国の路上にてクラッシュ、前半分が消失する

| おそらくは相当な速度が出ていたはずではあるが、それにしては周囲が破壊されずに済んだようだ |乗員の安否については報じられず、しかし無事を祈るばかりであるさて、フェラーリ・プロサングエは前輪駆動システムと優れたドライブモードを備え、最もインテリジェント、そしてもっとも安全なフェラーリだと目されていますが、そのプロサングエが中国にて大きな事故を起こしてしまったとの報道。この事故の詳細は不明ではある...
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中国ホンダがインテグラに「周年特别限定版」を追加。タイプRっぽいホワイトにレッドアクセント、ボディサイドには「LIMITED EDITION」の大きな文字

| 中国では「シビックのスポーティー版」としてインテグラが投入されている |中国では意外や「スポーティーなホンダ」が好まれるようださて、中国では北米とはまた別のインテグラが販売されていますが、そのインテグラに「周年特别限定版」なる限定モデルが登場。ボディカラーはホワイトのみ、そしてボンネットやルーフ、トランクリッド、そしてドアミラーキャップに用いられるレッドのアクセントが大きな特徴ですが、ボディサ...
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中国の圧倒的王者、BYDですら最新モデル「BAO5」を18%値下げ。よほど中国内での競争が厳しいと見え、この状況は海外自動車メーカーにとってはさらに厳しそう

| この「フレキシブルな値下げ」の動きはテスラによって「定番化」されたと考えていい |そしておそらく、日米欧の自動車メーカーはこの動きに(テスラ以外は)ついてこれないだろうさて、BYDは「デンザ」「ファン・チェン・バオ」「ヤンワン」といったサブブランドを展開していますが、その中でもっとも個性的なのが「ファン・チェン・バオ」。これは中国語では「方程豹」と表記され、実際にイメージカラーには豹を用いてい...
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レクサスが中国に工場を建設し現地生産を行うとの報道。中国製パーツの使用率は95%にも達し、輸出の可能性もあるようだ

| そうなれば一部モデルは「地理的に近い」日本にも輸入されることになるのかも |ただし現地でのプレゼンス強化を考慮すると、まずは中国で求められるEVの生産を行う可能性が高いだろうさて、ここ数日中国界隈のメディアを賑わせているのが「レクサスが中国に工場を建設し、中国にて製造を行う」というニュース。起点となったのは7月23日に36krによる「レクサスが中国で自動車生産を開始する予定で、生産開始は202...
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ポルシェが2024年第2四半期の業績を発表。「サプライチェーンの問題によって見通しを下方修正」「このまま中国の不振が続けば中国向けに内燃機関搭載モデルを投入」

Image:Porsche| ポルシェはなんとか明るい面を見せようと務めているが、実際のところは「まだまだ暗闇の中」だと思われる |これまでの成長を牽引してきた中国市場の失速、そしてポルシェの未来となるはずだったEVの不振による影響は非常に大きいさて、2024年はポルシェにとって「新製品発表の年」であり、すでに6つのモデルラインのうち4つ(パナメーラ、タイカン、マカン、911)がアップデートを受け...
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2024年7月第三週の中国市場ではついにテスラが「3位に転落」。しかも4位以下の猛烈な追い上げにさらされる

| 現在、テスラは「無金利キャンペーン」にてなんとかそのポジションを維持しているところだが |なんとか中国市場でのFSD(自律運転)導入に期待したいところであるさて、2024年第三週の中国におけるEV登録台数に「大きな変化」が見られ、ついにテスラがBYDに次ぐ2位の座を失ってしまうことに。中国の保険登録データをもとにに発表された登録台数を見てみると、1位はダントツの66,700台を誇るBYD、そし...
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ドナルド・トランプ「私が大統領になったら中国車には現在の倍、200%の関税を課しEV優遇政策は初日に撤廃する。ただし国内で生産すれば中国車でも大歓迎」

| ドナルド・トランプの方針は非常に明確であり、それだけにメッセージが伝わりやすい |このまま行くとドナルド・トランプが当選し世界中の自動車メーカーに対してなんらかの影響を与えることになるだろうさて、ドナルド・トランプ氏の狙撃によって米国大統領選の行方が大きく変わり、ドナルド・トランプ氏が勝利する可能性が非常に高くなっていますが、同氏は以前から「強いアメリカ」を掲げており、アメリカ国内での(工業製...
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中国の新興EVブランド「Neta(哪吒汽車)」が2024年上半期に17,687台を海外で販売し「もっとも海外で成功した新興中国ブランドになった」と発表

| Netaは中国ブランドでありながらも中国市場よりも海外市場を重視しているようだ |現時点ではタイ、インドネシア、さらには中東市場にも参入済みさて、中国の新興EVメーカー、Neta(哪吒汽車)が「2,024年上半期に17,687台の海外販売を達成し、中国の新エネルギー車(NEV)メーカーの中でトップに立った」と主張。この数字は昨年同期比では154%増という記録的なものではありますが、Netaは中...
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7月第2週目の中国国内販売ではテスラが3位からの猛烈な追い上げをくらい「2位」の座を追われそうに。なお中国では電動化車両の販売比率がついに50%を超える

| それでもテスラが二位に踏みとどまるのはさすがのブランド力のなせる技か |おおよそ中国における「EVメーカーの勢力図」が固定されてきたように思うさて、7月の第二週(2024年第28週目)の中国におけるNEV(BEV、PHEV、EREV、FCEVの総称)の販売が前年比で35%、前週比で8.8%と大きく成長。ただし例によって「すべてが同じように成長したわけではなく」、その内容には大きな差異があり、ト...
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かつて大人気だった日本のミニバンはもはや中国市場では魅力を失う?完全に中国独自の規格にて進化した吉利汽車 LCEV L380がスゴかった

| LCEV L380のデザインを担当したのは元ベントレーのブレット・ボイデル |もはや中国だと日本のミニバンは「模倣の対象にもなっていない」さて、現在中国の自動車は「模倣」から「中国独自」の仕様・デザインへと発展していますが、それは「日米欧の自動車メーカーのクルマの模倣ではもう売れず、中国の消費者が求めるものを別途提供しなければならなくなったから」だと思われます。そして現在はいちはやく「中国市場...
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現在中国のEVメーカーは137社が存在、しかし「2030年に黒字化しているのは19社のみ」という驚愕の報告。なおEV工場では通常の6倍の残業が許可されている

| とにかく中国では「EV産業」が特別扱いされている |EV製造・輸出は中国の維新をかけたプロジェクトであるさて、中国にはかつて400を超える新興EVメーカーが存在し、現在でも137社が存続していると言われますが、アリックスパートナーズが新しく発表した報告書によると、「2030年までに利益を上げているのはわずか19社だけだろう」。参考までに、今年はじめには160社ほどが生き残っていたといわれるので...
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中国に買収されることで見事復活したMGが「サイバーGTS」を発表。その秘訣は「欧州自動車メーカーだと10年かかる」新型車の開発を2年半で終わらせるスピードか

| 様々な意見があるだろうが、MGは中国企業に買収されることで「完全復活」を遂げたと考えていい |おそらくはロータス、ボルボも同様であるさて、MG(現在は中国の上海汽車傘下)は今年で100周年を迎えますが、2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて新型MGサイバーGTSコンセプトを初公開。これはMGサイバースターのハードトップバージョンという位置づけで、そのデザインについてはMG...
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長安汽車との共同開発によるマツダEZ-6第一号車が7/17に出荷開始。4月の発表からのスピード展開、やはり中国の自動車メーカーはとんでもなくスピーディー

| 新型マツダEZ-6は「マツダらしさ」を維持しつつ新しい要素が盛り込まれた魅力的なセダンである |日本で発売してもけっこう売れそうな気もするがさて、マツダは今年4月に中国専売モデルとして「EZ-6」を発表していますが、これは現地でのパートナー、長安汽車との共同開発によるクルマ。長安汽車が所有するEPAプラットフォームをベースとしたミッドサイズのリフトバック形状を持つセダンであり、BEVとレンジエ...
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BYDがEUの関税を回避するためトルコに工場を建設すると発表。なおトルコはこの混乱に乗じ中国の自動車メーカーの誘致を図るなど水面下で動いているようだ

| トルコにとってはEUの「対中国関税」は思わぬチャンスということに |トルコで自動車を生産しEUへと輸出すればトルコ内の関税は免除、EUでの関税もゼロさて、つい一週間ほど前には欧州が中国製EVに対する追加関税の導入を行ったところですが、今回はBYDがトルコに新しい電気自動車およびプラグインハイブリッド車生産工場を建設する予定との報道。この「トルコ工場」で生産することで”中国製”ではなくなり、これ...
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ポルシェの2024年上半期は全世界で-7%。「主要モデルのフェイスリフトが響いた」とされるもタイカンの販売は-51%、中国市場全体では-33%となり戦略の見直しが必要か

| ポルシェは現在フォルクスワーゲングループに組み込まれ、主要ブランドとなっているために「容易に身動きが取れない」状態である |おそらく、いまポルシェが行っていることは「本当にやりたいこと」ではないのだろうさて、ポルシェが2024年上半期(1-6月)における販売実績を公開。これによると前年同期比で-7%、数字で言えば167,354台から155,945台に落ち込んでいますが、ポルシェはこの落ち込みに...
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中国の長城汽車(GMW)が2リッター8気筒の超豪華クルーザー、「SOUO S2000 GL」を発表。もちろんホンダ、そしてゴールドウイングを強く意識しているようだ

| 中国市場では「あまり大型バイクの需要はない」と言われるが |しかしGMWはもともと「ニッチ」を狙う会社でもあるさて、中国の自動車メーカーの中では比較的「タフでワイルドな」クルマを製造しているのがGMW(長城汽車)ですが、他社との差別化のためかSUVやピックアップトラック、そしてガソリンエンジンにこだわる傾向があり、実際のところその方向性やデザインは中国のほかの自動車メーカーと大きく差がある、と...
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ついに中国製EVに対する欧州の追加関税発効、報告書の中では助成金のみならず「融資条件、用地取得費用、販売奨励金」など多岐にわたる補助があったことが判明

| これら中国政府の援助によって中国のEVメーカーは最大で1/3以上(欧州製EVに比較して)安価に電気自動車を製造可能に |これではさすがにEUも「不公平」だと感じるはずであるさて、EUへと輸入される中国製EVに対する追加関税がついに7月4日に発効。なお、この関税はEUの独自調査によって「自動車メーカーによって(関税レベルが)異なる」という事実があらかじめ公表されていますが、今回その詳細に関する追...
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これで中国人は見分けがつくのか・・・?最新の中国車はどれもデザインや車名が似すぎていてボクにはさっぱり区別がつかない。なぞそうなったのかを考えてみた

| 中国のビジネスにおける基本戦略は「差別化」ではなく「模倣」である |よってヒット商品が出ればすべて「右へ倣え」にさて、ぼくがいつも思うのが「最近の中国車はどれも同じようなデザインばかりになってきたな」ということ。かつて中国車というと、日米欧の自動車メーカーのクルマをコピーしたデザインが多かったものの、現在中国では(中国車が)独自の進化を遂げており、中国の市場に好まれるスタイルへと進化しています...
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欧州のEV市場ではすでに「5台に2台が中国製」。たとえ関税が導入されても中国の自動車メーカーは様々な回避策を取る可能性が高く、中国製EVが支配する未来は変えられない

| 中国政府が「EVを世界中に輸出する」という方針を取る限り、この流れを変えることはできないだろう |中国は武器の代わりにEVをもって世界侵略を目論んでいるさて、先日は「2030年には、世界で販売されるクルマのうち、33%(3台に1台)が中国車になる」という驚きの予測が出されていますが、すでに欧州では「販売されているEVのうち、19%(5台のうち2台)が中国製」ということが明らかになっています。こ...
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テスラは中国でもその神通力を失ってしまったのか。6月最終週の販売で新興勢力に追い上げられ、BYDに次ぐ2位の座も危うくなる

| ただしテスラはその目標を早々に「販売台数」から別の方面へと切り替えている |テスラは常に「ブルーオーシャン」を求めてきた会社であるさて、中国の6月最終週(6/24-6/30)におけるEV販売にて、テスラが新興EVメーカーから強烈な追い上げを受け、そのポジションを維持できなくなる可能性が明らかに。現在テスラは(BYDに次ぐ)2位のポジションを確立していますが、3位以下の猛追により「2位もあやうく...
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2030年には世界中の新車の33%つまり「3台に1台」が中国車になるとの試算が出される。しかし「それでも日本での中国車のシェアは1%にしかならないだろう」

| 最新の調査では、「中国車の購入に抵抗を感じない」人々も増えている |どこかの段階で一気に流れが変わる可能性もありそうださて、アリックスパートナーズが「2030年には、中国車のシェアがグローバルで33%に達する」という統計と推測を発表し世間を新歓させることに。なお、同社は長年中国の自動車産業を研究してきたという背景を持っており、その調査・分析結果については「信頼に足ると考えていいのかもしれません...
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1280馬力、「ダンス」も可能なサスペンションを持つBYDのハイパーカー、ヤンワンU9がニュルを走る。いったいどれくらいのタイムで周回できるのかすごく気になる【動画】

| 中国車がニュルブルクリンクへとアタックする例は稀である |最近だとシャオミSU7 が汚名挽回のためにニュルを走行する姿が目撃されているがさて、BYDは現在「デンザ(Denza)」「ファンチェンバオ(Fang Cheng Bao=方程豹)」等のブランドを展開していますが、それらの中で頂点に立つのが「ヤンワン(Yang Wang=仰望)」です。なお、ヤンワンにはセダン(U7)、SUV(U8)がライ...
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マクラーレンが開発検討中のSUVについて語る。「BMWと車体をシェアする可能性が高い」「BEVの可能性も残され、その場合は東南アジアのメーカーと組むだろう」

| 現在の「EVの伸び悩み」「富裕層のガソリン選考」を考慮すると、マクラーレンはこの時点でEVを選択すべきではないだろう |いずれにせよ、2,024年中には開発パートナーとの契約を結びたい意向であるさて、マクラーレンがSUVの開発に向けて動いていることは周知のとおりですが、これについてはマクラーレンCEO、マイケル・ライターズ氏が他社のプラットフォームを使用することを示唆し、「シェアード パフォー...
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昨年「世界で最も売れたクルマ」となったテスラ・モデルYの販売が急落、欧州では49%減少してランキング1位から18位へ。それでもテスラの株価が下がらないナゾ

| テスラだけではなく、アップル、アマゾン、Googleなど不調が報じられても株価が下がらない銘柄は意外と多い |テスラにとっての「最悪の時期」は脱したという見方が強まっているのかもしれないさて、テスラ・モデルYは2023年において「世界で最も(すべてのパワートレーン含め)売れたクルマ」となりましたが、2024年にはその望みが絶たれそうだというニュース。この報道は欧州市場に限ったものではありますが...
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中国シャオペンより「世界で最も空気抵抗が低いEV」、MOMA M03発売。中国では競争があまりに厳しく、なんらかの突き抜けた特徴がなければ戦えない

| その数値は0.194、地道な努力によってこれまでの記録を0.001削減 |この数字も間をおかず他社に破られることになるだろうさて、中国市場にはピーク時に600もの新興EVメーカーが存在し、今でも200社ほどがしのぎを削っているといわれますが、そんな中で生き残ってゆくのは至難の業かと思われます。そして各社とも消費者へとアピールするために「航続距離」「馬力」「デザイン」「自動運転」「社内アシスタン...
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中国政府は自国EVメーカーに対し2308億ドルもの補助金を出していたとの報告。その額は年々増加し、それでも数社を残して新興EVメーカーは倒産すると見られている

| こういった報道を見るに、中国の自動車メーカーが不当な保護を受けていると捉えられても仕方がない |政府の支払った補助金は産業の保護にはならなかったかもしれないが、内需の拡大にはつながったであろうさて、中国政府がEV業界を保護し成長を促進させるために多額の資金を費やしたと度々報じられていますが、今回はその総額がなんと2308億ドルにも達するという報告がなされることに。これは戦略国際問題研究所による...
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中国からタフな電動オフローダー「917ドラゴンアーマー」登場。ガチの国営軍用車メーカーによる民生用EV、出力1,088馬力、価格は1670万円から

| もう中国車は「なんでもあり」のカオス状態に |こういった車両が販売できるのは「中国ならでは」であるさて、とにかく個性的なクルマが多いという印象の中国車市場ですが、今回は国有企業である東風汽車の抱える1ブランド、M-Heroから「917ドラゴンアーマーエディション」が登場。国有企業がこういった過激なクルマを発売するというのは大きな驚きですが、このM-Heroは「公道走行可能な装甲軍用車両」として...
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中国シャオペンが新シリーズ「MONA」発表。MONAは「メイド・オブ・ニューAI」の略、他があまり押し出していない人工知能を武器に中国市場で戦うことに

| 一方、MONA M03のデザインには比較的「中国ではポピュラーな」手法を採用してきた |現時点では「AIの使い道」は明かされず、しかし追々語られることとなるだろうさて、中国の新興EVメーカー、Xpeng(シャオペン=小鵬)が新しい「MONA」シリーズを発表し、その最初の車両がXpeng M03と呼ばれ、コンパクトなピュアエレクトリックセダンとして位置付けられるとアナウンス。このMONA(モナ)...
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中国にて航続距離1000km、タフなルックスを持つEV「ディーパル G318」が382万円にて発売。こういった車が溢れる中国では他の国の車が売れないのも無理はない

| 実際のところ、ボクが中国に住んでいたら中国車を選ぶだろう |一部ではまだまだコピーも多いようだが、多くの中国車は個性あふれる面白いクルマにさて、先日は長安汽車のブランドの一つ、ディーパル(Deepal)が「ちょっとオシャレ、そしてギア感満載」のSUV「G318」を発表しましたが、今回正式に発売の運びとなり、価格含む詳細が公開されることに。このディーパルG318の車体サイズは全長5,010ミリ、...
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ボディサイズはクラウンスポーツとほぼ同じ。全幅1920ミリのSUV版スマート「#5」の情報が公開、中国では今年の第4四半期に発売予定 

| スマートは吉利汽車傘下となったのち、独自の進化を遂げている |なお欧州での新生スマートの人気は高く、しかし中国ではトップ50ブランドにも入っていないさて、スマートのニューモデル、「#5」の画像そしてスペック含む情報がリーク。現在スマートは中国の吉利汽車(Geely)傘下に移っており、メルセデス・ベンツとの合弁会社によって開発と生産がなされています。つまりメルセデス・ベンツの1ブランドであった時...
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テスラの株価急回復の起爆剤となるか?上海当局がテスラに対しFSDの実験許可を与えたとの報道。中国でFSDの利用が可能になれば多くのユーザーが「課金」の可能性

| テスラにはまだまだ他社にはない「成長余力」が残されている |ここでFSDの”解禁”を実現できればロボタクシーの普及にはずみもさて、中国現地メディア複数が報じたところによると、「上海の南匯新城区がテスラの完全自動運転(FSD)のテストのため、10台の(FSDを使用した)テスラ車の使用を承認した」とのこと。ここ最近報じられるとおり、テスラはEVの販売台数の追求、そのための廉価版EVの開発をトーンダ...
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中国にて「中国車のシェア」が60%に達する。このままだと2年後には80%という予測が出され、トヨタやVWは市場を失い続ける可能性。なおBYDは5月単月で16%を占めるまでに

| 中国における中国車のシェアは2023年初には40%、2023年秋には50%と急速に伸び、このままだと市場を制圧するのも時間の問題である |NEV(新エネルギー車)に至ってはBYDが33%ものシェアを誇っているさて、中国乗用車協会(CPCA)が発表した2024年5月の中国国内の自動車販売状況に関するデータによれば、5月単月だと、中国市場での売れ筋上位5ブランドのうち4ブランドを中国ブランドが占め...
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欧州(EU)が「中国車が補助金を得て不当に安価にEVを販売している」件に関して調査を行い、最大38.1%に関税を引き上げる意向を固める。このまま進めば7/4には発効

| 調査の内容に従い、「補助金の程度」によってメーカーごとに関税が区分けされ、最大では38.1%に |現在中国と協議中、事態が覆らなければこのまま追加関税が発動するさて、欧州委員会(EC)がついに「中国のバッテリー電気自動車(BEV)とそのサプライチェーンが不当な補助金の恩恵を受けている」との結論を下し、その結果として「ECは中国製EVに対する暫定輸入関税を、自動車メーカーに応じて17.4%から3...
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ポルシェが中国にて苦境に立たされる。「ポルシェのEVが売れないので正規ディーラーにて値引きを行わざるを得ず、その分の損失を本社に要求」との報道

| 一時ポルシェとディーラーとの間で緊張が高まったようだが、両者は解決策を模索すると声明を発表 |そしてこの問題は今後ほかの自動車メーカーにも波及するであろうさて、中国ではいまだ160もの振興EVブランドが存在するとされ、日米欧の自動車メーカー製EVがこれに押される形で販売を失っているのは既報の通り。しかしそれは多くの場合「普及価格帯」におけるクルマでの話であってプレミアムカーブランドにはさほど影...
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ルノーが新型トゥインゴを開発するため中国の自動車メーカーと提携との報道。今や「売れる」EVを開発しようとなると中国に頼るしかない?

| VWではなく、ルノーはなぜ中国企業をパートナーに選んだのか |もはや欧州の自動車メーカーは中国の新興自動車メーカーから開発手法を学ばねばならないルノーとフォルクスワーゲンは「低価格EVの開発」に関して提携を行うと報じられていたものの、その直後には「共同開発が開始される前に両社の協業の可能性が消え去った」という報道がなされています。なお、ルノーとフォルクスワーゲンとが提携を模索したのは「両社の立...