F1マイアミGP

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【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第5回】好発進から一転。“少し感情的になった”ケビンと今後のアプローチを話し合い

 2024年シーズンで9年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄代表。アメリカに拠点を置くハースのホームレースのひとつであるマイアミGPでは、ニコ・ヒュルケンベルグがスプリントで入賞を果たした。ヒュルケンベルグはその後の予選でもトップ10入りの速さをみせたが、日曜の決勝レースでは2ストップ作戦に切り替えざるをえず、入賞には届かなかった。 またマイアミGPの前にはF1コミッションのミーティングが行われ...
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マイアミで敗れたレッドブルF1「マクラーレンより遅かったのは事実」とマルコ。次戦イモラでアップデートを実施へ

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、チームが前戦マイアミGPで予想外の敗北を喫したことから、次のイモラでのF1第7戦エミリア・ロマーニャGPには新しいパーツを持ち込む予定だと語った。 マックス・フェルスタッペンは今シーズン5勝目を飾るという自信に満ちてマイアミに乗り込んだが、マクラーレンのランド・ノリスに敗れ、2位に甘んじることを余儀なくされた。フェルスタッペ...
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【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第6戦】「どんどん強くなる。まだ限界が見えない」代表も太鼓判のポテンシャル

 F1での4年目を迎えた角田裕毅がどう成長し、あるいはどこに課題があるのかを、F1ライター、エディ・エディントン氏が忌憚なく指摘していく。今回は、第6戦マイアミGPに焦点を当てた。────────────────── ドライバーズランキングを見てみてほしい。トップ10に並んでいるのは、優勝や表彰台をつかむ力があるマシンを走らせる上位チームのドライバーたちだ。そのなかにひとり、角田が混ざっている。彼...
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F1マイアミGP技術解説:マクラーレンの勝利を支えた大型アップグレード(2)サイドポッドが変更された“Bスペック”

 2024年F1第6戦マイアミGPに、マクラーレンが大規模なアップグレードを持ち込んだ(フロントウイング、フロントサスペンション、フロントコーナー、フロアボディ、サイドポッド・インレット、コーク/エンジンカバー、クーリングルーバー、リヤサスペンション、リヤコーナー、ビームウイング)。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルがこれを分析、マシン細部の画像も紹介する(全2回)。─────...
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F1マイアミGP技術解説:マクラーレンの勝利を支えた大型アップグレード(1)新フロントウイング&周囲の最適化

 2024年F1第6戦マイアミGPに、マクラーレンが大規模なアップグレードを持ち込んだ(フロントウイング、フロントサスペンション、フロントコーナー、フロアボディ、サイドポッド・インレット、コーク/エンジンカバー、クーリングルーバー、リヤサスペンション、リヤコーナー、ビームウイング)。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルがこれを分析、マシン細部の画像も紹介する(全2回)。─────...
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【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重要イベントで勝利。コース内外でレッドブルにプレッシャーをかけるブラウン

 大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、マクラーレンのCEOザク・ブラウンに焦点を当てた。──────────────── 今のF1は、サーキットでもそれ以外でも大きな注目を集めているため、チームボスたちにとってゆったり過ごせるグ...
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【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第6戦】運だけでなく実力で初優勝のノリス。メルセデスの間に割って入った角田

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価し、ベスト5のドライバーを選出した。今回はマイアミGPの週末を振り返る。─────────────────────────── マイアミのアスファルトの厄介な特性と、スプリント方式の組み合わせにより、チームとドライバー...
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ノリスの成長を加速させた気鋭のチームメイト。好調が続かなかったリカルドへの懸念【中野信治のF1分析/第6戦】

 マイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台に行われた2024年第6戦マイアミGPは、参戦110戦目のランド・ノリス(マクラーレン)がセーフティカー(SC)導入の好機も掴みF1初優勝を飾りました。 今回は優勝したノリスの成長、初優勝の鍵となったマクラーレンのアップデート、そしてRBのダニエル・リカルドのメンタリティ、角田裕毅の戦いぶりについて、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を...
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F1マイアミGP、国内でのテレビ視聴者数が過去最高に。無料放送やタイムゾーンの恩恵を受け、ピーク時は360万人が視聴

 アメリカでのF1の人気は急上昇を続けており、先週末のF1第6戦マイアミGPはテレビ視聴者数の記録を塗り替えた。『ESPN』によると、平均で310万人という記録的な数の視聴者が『ABC』にチャンネルを合わせ、ランド・ノリス(マクラーレン)の記念すべきF1キャリア初優勝を目撃した。視聴者数はピーク時には360万人に達し、2022年のマイアミGP初開催時における260万人の記録を優に上回った。 この印...
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【F1第6戦無線レビュー】「今朝からそんな気がしていたんだ」ようやく掴んだ初優勝。自信を持ってレースに臨んだノリス

 2024年F1第6戦マイアミGP。今年2回目のスプリントレースを終えた後の予選では、苦戦しつつもマックス・フェルスタッペンが開幕から6戦連続でポールポジションを獲得した。レースでもリードを保っていたフェルスタッペンだったが、セーフティカー出動中にタイヤ交換を行ってトップに立ったランド・ノリスが2番手のフェルスタッペンを寄せ付けず、キャリア初優勝を飾った。マイアミGPを無線とともに振り返る。───...