業績

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フェラーリが2024年の決算を報告。販売台数は前年比+89台、2025年には「6つのニューモデル」を発表し、そのうちのひとつである「初のEV」は10月9日にお披露目

| 2025年の「予想」を見る限り、2024年同様に販売台数が「抑えられる」こととなりそうだ |フェラーリは「販売台数を増やさないほうが好ましい」と考えられる数少ない自動車メーカであるさて、フェラーリが2024年の業績を公表し、2024年の販売台数は13,752台(前年比+89台)であったこと、2024年の売上高が25億6000万ユーロであったこと、そして2025年は6つの新型車投入により26億8...
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テスラの全世界での販売台数は「前年割れ」なるも中国市場では8.8%の成長。ほとんどのメーカーが販売を落とす中国市場での成長は大きなプラス材料である

| テスラはまだまだ競争力を失っていないと考えることも可能だが、この成長は「モデルYの値下げ」によるところが大きい |今後、どれだけ「コストを下げることができるか」がテスラ成長の鍵であるさて、テスラの全世界における販売はわずかに昨年実績を割ってしまい、テスラの成長がついに「止まってしまった」言われていますが(12年ぶりの販売減少である)、中国市場においては2024年12月に約83,000台のEVを...
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テスラが2024年の業績を発表、「昨年実績に届かず」成長神話がついに途絶える。これを受けテスラの株価は急落、この1週間で20%も下落することに

| ただし「経験上」こういった時こそテスラ株は”買い”である |ボクは長期的に見てテスラは継続成長を記録すると考えているさて、テスラが2024年通年の業績を発表し、10年以上にわたる販売増加記録がついに途切れ、2024年には初めての年間販売台数減少を経験したことを報告することに。一方で2024年第4四半期には新記録を樹立しているものの、年間の合計販売台数は2023年より少なく、依然として競争が激化...
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ランボルギーニが直近の業績を発表、1-9月にかけ前年比8.4%増の8,411台を納車して売上・利益ともに大幅増。このペースだと今年中に11,000台以上を納車し、ついにフェラーリの販売台数に王手をかける

| ランボルギーニはウルスの投入によって急成長を記録、このセグメントでは非常に収益性の高い自動車メーカーに |生産キャパシティ次第ではあるが、あと2-3年内にフェラーリの販売台数を超える可能性が見えてきたさて、ランボルギーニが直近の業績を発表し、2024年の最初の9ヶ月で過去最高の販売台数、売上高、営業利益を記録したことを発表。2024年の1-9月では8,411台の車両が納車され(2023年同期比...
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フェラーリが2024年第3四半期の決算を発表、納車台数2%減、特に中国で29%の減少を記録し株価が8%近く下がる。ただし通期の見通しは「これまで通り」

| 今回の納車台数減少には「一時的な要素」が関連しており、かつ中国問題についても吸収可能だと考える |現在のフェラーリは「何があっても揺るがない」だけのリスク対策を講じているさて、フェラーリが2024年第3四半期の業績を発表し、調整後利益(EBITA)がアナリストらの事前予想と一致し、つまり「予想以上ではなかった」ことからか株価が7.36%も下落し441ドルへ。なおフェラーリの株価がここまで大きく...
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テスラが直近の「好調な」業績を発表、株価が11%も上昇する。中国での販売が回復し”改めて”製品やサービスの優秀さが証明された形となる

| テスラやアップルといった「革新的な先駆者」はライバルたちの追随を許さない |いずれは追随者たちの離脱によって再び輝きを取り戻すこととなるであろうさて、テスラが第3四半期の決算内容を発表し、その場でイーロン・マスクCEOが「利益率が向上した」「来年の販売台数が20-30%増加する」とコメントしたことで株価が急騰し、11%の値上がり(時間外取引)を記録しています。なお、テスラは連日のようにネガティ...
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マセラティ、アルファロメオを擁する自動車業界第四位のステランティス。現CEOが引き起こした「大惨事」を収拾すべく後任探しに乗り出したと報じられる

| ステランティスは直近での利益が「半分以下」となり、いまだその回復の糸口をつかめていない |ただし即座にCEOを替えて解決する問題でもなく、難しい判断を迫られるさて、コロナ禍を脱した直後は多くの自動車メーカーがその業績を回復させていますが、その後は「中国車の進出」「中国市場の需要減退」「急激なインフレ」という予想外の状況が自動車業界を襲い、一部自動車メーカーでは非常に大きく売上を落としてているこ...
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ランボルギーニが2024年上半期の成績を発表、「出荷台数、売上高、営業利益において最高の数字を記録」と発表。なお日本は中国を抜いて国別で4位に浮上

| ランボルギーニはまだまだ今後も成長を続けることになるだろう |とくにウラカン後継モデルは「比類なきパフォーマンス」でスーパーカー業界を震撼させることになりそうださて、ランボルギーニが2024年上半期の成績を公開し「記録的な数字となった」と発表。ランボルギーニによれば「レヴエルト、ウルス、ウラカン」3モデルすべての成功によって出荷台数、売上高、営業利益の面で記録的な結果を示すこととなり、販売台数...
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フォードの2024年第2四半期は膨大な数のリコールに悩まされ利益が下がる。投資家からは「期待外れの業績」と判断されて売りが殺到、株価が11%も下落

フォード| フォードはEVの販売不振に加えてブロンコはじめ主力モデルのリコールに悩まされる |品質問題は一過性のものではなく、管理体制を改めねばこのまま尾を引くことになるだろうさて、先日はフォードがリコール件数、リコール台数ともに「リコール王である」というニュースをお伝えしましたが、そのリコールが業績に対し深刻な影響を与えているとの報道。フォードが発表した2024年第2四半期の決算内容によると、こ...
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日産が2024年度第1四半期の決算を発表、「前年と同じ台数と金額を売り上げても利益はマイナス73%」。競争の激化が主な要因、さらには業績見込みを下方修正

| ただしこれは日産だけの状況ではなく、多くの自動車メーカーが直面している現実でもある |この状況を乗り切るには「抜本的なコスト改善」しかないだろうさて、日産が2024年度第1四半期(4−6月)の決算を発表。欧米の自動車メーカーはすでに第2四半期の決算を発表していますが、欧米の場合はその年を「1月スタート」とするので第2四半期は4−6月、しかし日本は4月スタートなので「2024年度」の第1四半期が...
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ポルシェが2024年第2四半期の業績を発表。「サプライチェーンの問題によって見通しを下方修正」「このまま中国の不振が続けば中国向けに内燃機関搭載モデルを投入」

Image:Porsche| ポルシェはなんとか明るい面を見せようと務めているが、実際のところは「まだまだ暗闇の中」だと思われる |これまでの成長を牽引してきた中国市場の失速、そしてポルシェの未来となるはずだったEVの不振による影響は非常に大きいさて、2024年はポルシェにとって「新製品発表の年」であり、すでに6つのモデルラインのうち4つ(パナメーラ、タイカン、マカン、911)がアップデートを受け...
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テスラが第2四半期の業績を「前四半期に続く前年割れ」と発表するも株価が急騰しこの6ヶ月での最高値に。その理由、そして近年の株式市場の変化についてボクはこう考える

| もはや株式市場は「業績」ではなく「根拠のない期待」「希望的観測」によって動いている |おそらくは投資家層の変化、そして投資手法の多様化、さらには投資のコモディティ化によるものであろうテスラが2024年第2四半期の納入台数を「443,956台であった」と発表し、これは前年比で4.8%減という数字であり、第1四半期に続いて”前年割れ”を記録することに。ただ、テスラの低調な販売を尻目に、その株価はな...