マカン

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ポルシェがさらに方針を転換。パナメーラのEV版を投入し、タイカン、そしてガソリン版のパナメーラと「共存」させるもよう。電動版パナメーラはさらに上級移行か

Image:Porsche| ポルシェは現在「暗いトンネルの直前」におり、そのための方針変更はやむを得ない |ここ最近、ポルシェにとって不幸な、あるいは不利な出来事が相次いでいるさて、ポルシェは「完全電動化」への歩調をやや緩め、現行の(ガソリンエンジン搭載版)カイエンを(これから発売がなされる)ピュアエレクトリックバージョンと「併売」するとコメントしていますが、今回パナメーラにおいても同様の戦略を...
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ポルシェを復活させたのはボクスターだが、ポルシェの経済基盤を盤石にしたのはカイエンだった。両者ともに適切な時期に登場し適切な役割を果たしている

| 今日のすばらしいポルシェ911があるのはボクスター、そしてカイエンのおかげでもある |ポルシェはボクスターとカイエンによって「新しい開発と製造手法」を身に着けたのだとも考えられるさて、前回はどん底にあったポルシェの業績を回復させ、「新しいモデル投入の必要性」をポルシェに理解させたボクスターについて誕生の経緯を説明しましたが、今回は2002年に新しく投入されたカイエンについて。たしかにボクスター...
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ポルシェが新型マカンの「公式カスタム」を公開。カーボンブレード付きホイールにオフロードパッケージ装着、キーは新しい形状に

Image:Porsche| 新型マカンは従来型マカンとは大きく異なるイメージを演出することが可能である |変更できる部分が多様化しただけあって、オーナーにとっては「悩ましい」部分が増えたとも考えられるさて、ポルシェが公式にて自社のパーソナリゼーションプログラム、「ポルシェ エクスクルーシブ マヌファクトゥア」にてカスタムした新型マカンを公開。ボディカラーはフローズンブルーメタリックだと紹介されて...
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ポルシェが2024年第2四半期の業績を発表。「サプライチェーンの問題によって見通しを下方修正」「このまま中国の不振が続けば中国向けに内燃機関搭載モデルを投入」

Image:Porsche| ポルシェはなんとか明るい面を見せようと務めているが、実際のところは「まだまだ暗闇の中」だと思われる |これまでの成長を牽引してきた中国市場の失速、そしてポルシェの未来となるはずだったEVの不振による影響は非常に大きいさて、2024年はポルシェにとって「新製品発表の年」であり、すでに6つのモデルラインのうち4つ(パナメーラ、タイカン、マカン、911)がアップデートを受け...
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ポルシェがマカンEVにベースグレードの「マカン」、ハイパフォーマンス版の「マカン4S」を追加。あわせてボディカラーやオプションにも新しい選択肢が登場【動画】

Image:Porsche| ポルシェの電動化の勢いはとどまるところを知らない |今後はカイエン、そして718ケイマン・ボクスターのEVバージョンの投入が控えているさて、ポルシェがマカン・エレクトリックにベースモデルの「マカン」そしてハイパフォーマンスモデルの「マカン4S」を追加。これでマカン・エレクトリックのラインアップは(下から)「マカン」「マカン4」「マカン4S」「マカン ターボ」の4つへと...
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ポルシェはなぜターボチャージャーを持たないモデルに「ターボ」の名称を与え、その逆もあるのか?「ターボは機械的な特徴を指すものではなく、頂点を意味するから」

| 市販車初のターボカーを発売したポルシェにとって、「ターボ」は大きな意味を持つ |そして930ターボの登場によってポルシェ、そして自動車業界は一変してしまうさて、今年はポルシェが「930ターボ」を発表してから50年という節目ですが、これは同時に「ポルシェがターボカーを市場投入して50年」「ポルシェが”ターボ”という名称を使用し始めて50年」ということを意味します。そしてこの930ターボは「市販車...
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ポルシェの2024年上半期は全世界で-7%。「主要モデルのフェイスリフトが響いた」とされるもタイカンの販売は-51%、中国市場全体では-33%となり戦略の見直しが必要か

| ポルシェは現在フォルクスワーゲングループに組み込まれ、主要ブランドとなっているために「容易に身動きが取れない」状態である |おそらく、いまポルシェが行っていることは「本当にやりたいこと」ではないのだろうさて、ポルシェが2024年上半期(1-6月)における販売実績を公開。これによると前年同期比で-7%、数字で言えば167,354台から155,945台に落ち込んでいますが、ポルシェはこの落ち込みに...
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ポルシェの「ガソリン版のマカン、ケイマン/ボクスター廃止、後継モデルはEVへ」という戦略は危険な賭け?販売台数の1/3を占めるこれらをEVに切り替えるリスクとは

| いかにグループ全体の目標があり電動化を推進するにしても、この判断はあまりにリスクが大きい |現時点ではポルシェはこの計画の見直しを考えていないポルシェは内燃エンジン搭載のスポーツカーを製造するメーカーとして最も愛され尊敬されている一方、電動化に対しても非常にオープンであることも周知されており、近年ではEVに多額の投資を行っています。そして直近の自動車業界の状況に目を移すと、「EVの需要減退」「...
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ポルシェが「予定を早め2025年半ばまでに現行718ボクスター / ケイマンの生産を終了する」と公式にコメント。なぜポルシェはそうまでして電動化を急ぐのか?

| ポルシェは現行718ケイマン / ボクスターに投資を行い「延命する」のは得策ではないと考えている |後継モデル登場は2026年以降、718ケイマン / ボクスターには「空白期間」が生じることにさて、今年初めにポルシェは新しいサイバーセキュリティ規制によって、718ボクスターとケイマン(さらにガソリンエンジン搭載マカン)の販売を欧州で廃止せざるを得なくなったと報じられていますが、今回は718ケイ...
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ポルシェの株主がついにEV不振に物申す。「ポルシェは再びEV需要が回復するまで内燃機関に集中するべきである」。わずか2年前にはこういった発言が許されなかったことは興味深い

| ほんの数年でここまで大きく世の中の状況が変わってしまうとは |そう考えると来年や再来年はどうなっているのか誰にもわからないさて、ポルシェは鳴り物入りにて新規株式公開(IPO)を行っていますが、その株価は今年に入って1/3も下落しており、そして先週末に開催された年次株主総会では一部株主からポルシェの現在の戦略に対する姿勢を疑問視する声があがったもよう。ポルシェはこれまで「非常に高い水準での」成長...