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テスラは中国、米国、欧州という3大市場で販売とシェア両方を失い続けている。どうしてこういった状況に陥ったのか、そしてテスラは何をすべきなのか

| ただし現在の状況はボクら外野が思うほど憂慮すべき問題ではないのかも |イーロン・マスクCEOはボクらよりもずっと先を見ているはずであるさて、テスラCEO、イーロン・マスク氏自身が今年はじめに予測した通り、すでに半分が経過した2024年はテスラにとって「あまりいい年」ではないもよう。2023年にテスラは「世界で最も売れているBEVメーカーであり、最も人気の高いBEVメーカーでもあった」ものの、中...
thumbnail image ■そのほか自動車関連/ネタなど

2030年には世界中の新車の33%つまり「3台に1台」が中国車になるとの試算が出される。しかし「それでも日本での中国車のシェアは1%にしかならないだろう」

| 最新の調査では、「中国車の購入に抵抗を感じない」人々も増えている |どこかの段階で一気に流れが変わる可能性もありそうださて、アリックスパートナーズが「2030年には、中国車のシェアがグローバルで33%に達する」という統計と推測を発表し世間を新歓させることに。なお、同社は長年中国の自動車産業を研究してきたという背景を持っており、その調査・分析結果については「信頼に足ると考えていいのかもしれません...
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中国にて「中国車のシェア」が60%に達する。このままだと2年後には80%という予測が出され、トヨタやVWは市場を失い続ける可能性。なおBYDは5月単月で16%を占めるまでに

| 中国における中国車のシェアは2023年初には40%、2023年秋には50%と急速に伸び、このままだと市場を制圧するのも時間の問題である |NEV(新エネルギー車)に至ってはBYDが33%ものシェアを誇っているさて、中国乗用車協会(CPCA)が発表した2024年5月の中国国内の自動車販売状況に関するデータによれば、5月単月だと、中国市場での売れ筋上位5ブランドのうち4ブランドを中国ブランドが占め...
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テスラが販売の1/3を占める主力市場である中国で20%の減産を行うとの報道。現地でのシェアは7.8%から6.8%へと下落、FSDの提供開始による巻き返しを期待

| なお、新型(フェイスリフト)モデル3効果のためか、モデル3の販売は好調である |中国では毎日のように新型EVが登場しており、「見た目があまり変わらない」テスラは苦戦を強いられるさて、中国自動車工業協会(CAAM)の情報によると、テスラの上海工場では3月にモデルYが49,498台、4月には36,610台製造されたとのことですが、これは2023年同月比でそれぞれ17.7%と33%の大幅な減少となっ...
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EUではやはり環境志向に起因して電動化に強い関心。ハイブリッドとEVが大きく新車販売を伸ばしガソリン車のシェアは半分以下に、「10台に1台」がEVへ

| なぜかEUでは他地域とは異なってプラグインハイブリッドの販売が今ひとつ |ただしハイブリッドが大きく伸びていることは他の国や地域とも共通しているさて、欧州市場における2024年1−4月の新車登録状況が発表され、ハイブリッド車のシェアが伸びたことが改めて明確に。まずEU全体だと370万台の新車が販売されていますが、これは前年比で6.6%となっており、特にドイツとスペインでは7.8%、そしてフラン...
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2024年3月の米国ではテスラが販売台数を12%失い、しかしテスラ以外では28%も成長。テスラの占有率は昨年の61.5%から今年では52.4%へと下落する

| テスラは「全てのライバル」からそのシェアを狙われるという厳しい状況に |それでも4月には多少挽回できる見込みがあるようださて、S&Pグローバル・モビリティが公開した最新の情報によると、2024年3月の米国におけるEV販売につき、全体では(前年同期比で)3.8%増加したものの、テスラの販売台数は12%も減少してしまった、とのこと。※テスラの販売台数減少は2ヶ月連続である逆に大きく増えたの...