ガソリン

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どれだけEVが嫌いなんだ・・・。トランプ新大統領がまさかの「排ガス規制の緩和(逆戻り)」を実施する可能性。補助金も廃止されると言われ、就任前後には「大荒れ」か

| 各自動車メーカーはトランプ新政権の意向を見極めねば次の一手を打つことができない |そして任期満了後にはまた「180度転換」の可能性もさて、ドナルド・トランプ大統領は石油産業を復活させようとしており、「掘って掘って掘りまくれ」政策を導入すると言われ、さらには現在のバイデン政権が導入している7,500ドルの連邦税控除の廃止、充電ステーションの資金削減、そして連邦政府による購入義務の廃止を提案してい...
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やはり「2035年にガソリン車販売禁止」は無理があった?EUの有力政治団体がユーロ7とあわせてこの撤廃あるいは緩和/導入時期の先送りを行うよう圧力をかけたとの報道

| このまま2035年にガソリン車の販売を禁止したとして、誰も得するものは居ないだろう |現実問題として、この無意味な「禁止」はひっくり返るという見方が大勢を占めているさて、一部では「ユーロ7導入と2035年の内燃機関(ガソリン/ディーゼル)搭載車の販売禁止」について撤回あるいは延長がなされるのではないかという意見が出ていますが、今回はそれが「現実になるかもしれない」との報道。ロイター報じたところ...
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イギリスが「EVが売れない」現状を踏まえ「2030年までに内燃機関禁止」法案の緩和を検討。会議の場で自動車メーカー首脳へと明確に伝えることに

| そうでもしなければ自動車業界から「失業の嵐」が押し寄せてくるであろう |ここで政府が無策であることは許されないさて、現在は「EVが売れず」、よって各自動車メーカーが「ラインナップのEVへの転換速度を緩め、内燃機関を継続しハイブリッドへと集中する」という動きを見せていますが、今回はその規制を導入した張本人である政府がその規制を再考している、という報道。この背景には各自動車メーカーがEV義務化につ...
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ランボルギーニも「EVへの転換」戦略を変更?ウルス後継モデルはEVだとされていたものの、その前に「もう一世代」ガソリンエンジン搭載モデルを搭載し”危険な賭け”を回避するもよう

| 現在のEVを取り巻く環境、EV推進戦略において失敗したフォルクスワーゲン各ブランドの結果を見るに、この決断は「至極妥当」である |さらにランボルギーニはフォルクスワーゲングループ各ブランドが落としてしまった利益を「補填」しなくてはならないさて、ランボルギーニのラインアップは現在すべてPHEVへ入れ替えられていますが、そのうち「ウルスSE」については2026年末生産分までの受注を獲得しており、2...
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ドナルド・トランプ次期大統領は「石油」を重視し就任と同時に「掘って掘って掘りまくれ」政策を導入し、採掘を推奨するもよう。一方でEVメーカーには「冷や飯」か

| ドナルド・トランプ次期大統領はとにかく「石油」に重きを置くもよう |その就任直後から大きな変化が起きることが予想されるさて、「内燃機関大好きっ子」と伝えられるドナルド・トランプ次期大統領ですが、今回は「新たな石油と天然ガスの掘削を許可する準備を進めている」との報道。ちなみに前回大統領を務めていた時期には「掘って掘って掘りまくれ(Drill, baby, drill)」という政策を採用しており、...
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苦境に陥ったロータスがついに「完全電動化」方針を撤回しガソリンエンジンの存続を決定。今後はハイブリッドやレンジエクステンダー車を投入することに

| カーガイにとっては朗報ではあるが、エヴァイヤ、エメラ、エレトレなどのEVは「短命」に終わる可能性も |現時点では「新しいロータス」の展開は謎であるさて、「2028年までに完全電動化」を目指し、ガソリンエンジンの全廃を目指していたロータス。しかしその後、ほかの自動車メーカー同様にEVに販売が芳しくなく、そのため大きな危機に陥っていることが報じられていますが、今回はその危機を受け「完全電動化への移...
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アバルト「今後、ガソリン車を作ることはありません。ハイブリッドもNOです」。完全なるEVブランドとして機能し、フィアットのチューニングとSUVへ集中することが宣言される

Image:ABARTH| おそらくは需要が「激減」するものと思われるが、それもまたフィアットの方針なのであれば見守るしかない |現在の自動車業界では「少しの判断の違い」が将来を大きく左右するさて、フィアットは「500eが売れないので」ガソリンエンジン回帰の意向を示しているものの、フィアットのハイパフォーマンスブランドであるアバルトは「欧州市場における電動車への完全転換を決定し、その方針を変えるつ...
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ポルシェが再三の方針変更によって「ガソリン版マカン」の販売を継続するようだ。ただし現時点では「北米のみ」「当面の間」とされるもガソリン版マカンの生き残り模索を開始か

| 北米ではガソリン版マカン、そしてEV版マカンとがしばし併売されることになるが |ガソリン版よりも20%高額なマカンEVの販売を成功させることはより困難になるであろうさて、ポルシェがタイカンの販売低迷とハイブリッドおよびガソリンエンジン車の需要増加を受け、販売戦略を再検討た結果、「アメリカ市場でガソリンエンジン仕様のマカンを”当面の間”販売し続けることを決定した」との報道。ポルシェの北米法人の広...
thumbnail image ■そのほか自動車関連/ネタなど

自動車メーカー各社がEVへの移行速度を緩め、内燃機関に再注目する今こそが「合成燃料」にとってのチャンス?合成燃料+ハイブリッド / PHEVの組み合わせによって脱炭素化を目指す動きが加速

| 「EVこそが未来」とされた数年前こそ、合成燃料は亜流として注目を浴びなかったが |情勢の変化によって何に注目が集まるのかはわからないものであるさて、現在の自動車業界では「未来」と目されていたEVの販売が急速に減少しており(ただし北米と中国は比較的好調)、その傾向は今後も加速するのではという見方が大勢を占めています。そこで現在自動車メーカー各社は「次の未来」を模索しているわけですが、短期的には多...
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マツダはやはりガソリンエンジンを捨ててない。決算報告書にて「Skyactiv-Z」なる新エンジンの2027年投入が示される。新型ロードスターに搭載か

| スカイアクティブXはほとんど普及しないまま「短命」に終わってしまう |ボクとしてはそれよりも単純に「ターボ」を搭載してほしいと考えるさて、現在自動車メーカー各社が「決算」を続々発表している最中ですが、これら発表には「ちょっとしたネタ」が隠されていることも。そして今回のネタは「マツダが新しいガソリンエンジンを開発していること」で、2024年第3四半期の決算発表時に公開した文書の中にこれまでに明か...
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ポルシェが「注入された燃料が合成燃料(Eフューエル)かどうかを簡単に判別するデバイス」を特許出願。これによってEUの定めた条件をクリアする”抜け穴”となるか

| ポルシェは合成燃料に「スポーツカーの未来と可能性」を見出している |しかし合成燃料に対する温度感は国や地域、自動車メーカー間でバラバラであるさて、現在まだ「あやふや」ではあるものの、今のところ欧州(EU)では2035年以降に内燃機関を搭載する新車の販売ができなくなる見込みであり、しかしこの規制の「例外(対象外)」が”合成燃料のみで走行可能なクルマ”。つまり2035年以降であっても、合成燃料でし...
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ポルシェがさらなる方向転換を行うと報じられる。「EVとして設計されたモデルにもガソリンエンジンを積む」。タイカン、マカンEV、新718も「ハイブリッドに」?

| たしかにそれが唯一の現状の打開策ではあると考えられるが、あまりにもコスト、そして設計上の負担が大きそう |懸念されるのはバランスを欠いたクルマが世に出ること、そしてあまりに価格が高騰することであるさて、ポルシェは「EVラインアップの販売が激減し」これまで続いた好調から一転して逆風にさらされているといった状況ですが、ここ最近では「内燃機関を予定よりも長く存続させる方針」へと転じており、しかし今回...
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BMWのCEOが「EUが決定したガソリンエンジン販売禁止」案への反対を表明。次世代EV発売を目前にこのコメントを出すということは「かなり苦しい」のか

| もともとドイツでは「2035年のガソリン車販売禁止令」に対する反発が強かったが |今後一層この動きが強まることは間違いないさて、2023年初頭に欧州連合(EU)は厳しい排出規制を採決し、事実上”内燃機関を搭載した新車の販売を禁止”としましたが、これは当時、電気自動車(EV)の開発が加速していたこと、需要の増加が見込まれていたことを背景としたものです。そして当時はほとんどすべての自動車メーカーが...
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ジャガーがついに新時代への移行を示唆。「ガソリン車を購入できるのはあとわずかです。準電動ブランドに生まれ変わりますが、ガソリン車のメンテナンスも受け付けます」

| さらには2024年末に「高級家具やモダン建築からインスピレーションを得た新型コンセプト」を発表 |近年、これほどまでにドラスティックに生まれ変わろうとするブランドも珍しいだろうさて、F-PACEのみを残して全車種を販売終了としたジャガーですが、予定通り年内に「新世代の」EVを投入しブランドの刷新を図るもよう。そして今回ジャガーは(日本含む)全世界の顧客にメールを送り、そのメールには以下のように...
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なんとこの15年でEV用バッテリーパックの価格は10分の1にまで下がっていた。しかしそれでもEVそのものの価格が下がらないのは「インフレ」のせいだった

| EVそのものの製造コストは予期したほども下がらない |それでも2027年にはガソリン車の製造コストを下回る可能性があると見られている米国エネルギー省(DOE)車両技術局が発表した新しい調査によると、電気自動車に使用するバッテリーの製造コストが2008年から2023年の(15年の)間になんと90パーセントも下がっている、とのこと。つまりこの統計では「バッテリー価格が1/10になっている」と述べて...
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2LターボのクーパーS 3ドアとの一泊二日で思うこと。MINIはすべてが革新されながらも、MINIらしさに富んでいた【スタッフブログ ちょこっと試乗スペシャル】

約10年ぶりとされる全面刷新が施された、第4世代MINIシリーズに公道試乗。2LツインパワーターボとフルバッテリーEVの両方を試すことができました。まずはガソリン仕様の「クーパーS」からハンドルを握りましたが、瞬間、不思議なデジャヴに襲われてしまったのでした。(写真:佐藤正巳)...
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テスラオーナーが「テスラを降りて内燃機関車に戻る」比率は51%。そしてEVへと買い替えるにしても他メーカーのEVを選ぶ人が増えているようだ

| ただし数年前に比較すると「テスラから内燃機関車へ」と戻る比率は大幅に減っている |これはすなわち「EVの利便性が向上している」と考えていいさて、米国にて行われた最新の調査によると「テスラオーナーが(ガソリンやディーゼルなど)内燃機関搭載車に戻る比率が51%となり、ほかメーカーのEVへと買い替えるケースが増加した」とのこと。この統計によれば、テスラオーナーのうち「また(テスラ以外であっても)電気...
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でしょうね。ついにアウディも「2033年までにラインナップをEVにする」という計画を翻して「それ以降もガソリン車を販売する」方針へ。この責任は誰が取るんだろうな

| フォルクスワーゲングループでは「電動化」に関するずいぶん過酷な人事があったが |現代ではこれまでにないほどの難しい経営判断を迫られているさて、フォード、GM、ポルシェなど自動車メーカー各社において、数年前に設定した”野心的な”EVへの転換目標を次々と撤回しているという状況ですが、今回アウディもついに「内燃機関搭載車の販売が、以前に予定されていた期限を超えても続く可能性がある」と認めることに。ア...
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内燃機関はもしかすると永遠に生き残るかもしれない。欧州議会最大グループが「合成燃料/代替燃料の使用による内燃機関存続を、暫定ではなく永久に」明記するよう提案

| これが実現すれば、各自動車メーカーは明確なビジョンのもと、安定した投資を行うことが可能に |結果的には内燃機関を存続させ、それをカーボンフリーにするための取り組みを国家挙げて進めるのがいいのかもしれないさて、すでに形骸化しそうな欧州の「2035年の内燃機関禁止」ですが、現時点では例外として合成燃料/代替燃料の使用が認められているものの、実際にはこれについて明確な規定がないもよう。そこで今回、ロ...
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メルセデス・ベンツが電動化への目標が「野心的すぎた」ことを認めガソリンエンジンへの最注力を行う。「そうしなければ我々の内燃機関は2027年には販売できなくなる」

| メルセデス・ベンツほかいくつかの自動車メーカーは「ガソリンエンジンがなくなる」ことを前提に事業を組み立ててきた |これほどまでに自動車メーカーが「既成に翻弄される」時代もまたないだろうさて、ガソリンエンジンの未来を完全に否定し、一時は「ガソリンエンジンの開発を停止した」と報じられたメルセデス・ベンツですが、直近だと内燃機関が暫くの間存続し、2030年であっても販売構成の半分程度を占めるという見...
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米では46%、世界中では29%のEVオーナーが「次のクルマにはEVを選ばない」。やはり充電環境、そして航続距離の短さを不満に挙げる例が多数

| EVが身近な存在になればなるほどこの問題は大きくなり、今後すぐに解決する見込みはなさそうだ |やはり何事も「急激に」動かそうとすると予想外の影響が生じることにさて、米国にてマッキンゼーが実施した最新の調査によれば、「米国のEV購入者の46%が内燃機関車に戻りたいと考えている」ことが判明。マッキンゼーは2年ごとにこの調査を実施していますが、今回は3万人以上の対象者が約200の質問に回答したとされ...
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新世代MINIの第4弾となる、MINI クーパー5ドアが日本デビュー。まずはエンジン車の2グレードから

2024年6月13日、BMWジャパンはプレミアム スモールコンパクト セグメントの「MINI クーパー(COOPER)5ドア」の販売を開始した。納車は、2024年第4四半期以降を予定している。...
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新型ミニクーパー/ミニクーパーS「5ドア」発表。3ドア版と同様の仕様を持ち、おそらくはハッチバックの「売れ筋」に

Image:MINI| のちにピュアエレクトリックバージョンが追加されることはわかっているが、ディーゼル版が追加されるかどうかは不明である |おそらく機械的には「現行F56世代の大幅アップデート」だと考えていいのかもさて、ミニが新型「ミニクーパー」「ミニクーパーS」5ドアを発表。今回公開されたのは「内燃機関のみ(つまりエレクトリックバージョンがラインアップされていない)」で、しかし後に(3ドア版同...
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日産がガソリンエンジンの開発終了に言及、完全電動化への移行にはe-powerを使用。「今後内燃機関に投資することはありません。それは確かです」

| ここへきて日本の自動車メーカー間における戦略は大きく分かれる |現時点ではホンダのみがガソリンエンジンの撤廃を明言さて、少し前にトヨタ、マツダ、スバルは「それぞれの形でカーボンフリーを追求する」と発表し、次世代ガソリンエンジンの開発において協調体制を構築すると発表したところですが、これは「(世界的な)電動化の速度が思ったよりもスロー」であることに対応したもの。しかしホンダは「電動化計画に変わり...
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ブガッティは2035年以降も内燃機関搭載車を製造する意向。「この価格帯のクルマを購入する人は、いかなる犠牲も払うでしょう。自宅に合成燃料ステーションを建設したとしても」

Bugatti| たしかにブガッティを購入する人々がお金のことを気にするとは考えられず、であればブガッティは法規よりも顧客を重視すべきなのかも |それに加え、ガソリンエンジン搭載車の販売を禁止する法規が「緩和」される可能性も考えられるさて、現在のブガッティはリマックと併合され「ブガッティ・リマック」として運営がなされていますが(以前のブガッティ・オトモビルも存続しており、棲み分けがよくわからない)...
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アメリカに対する報復?中国が「大排気量ガソリン車の関税を大幅引き上げ」の可能性。ドイツやイタリアのスポーツカー、SUVにとっては大きな打撃か

| 現在の世界経済において、中国が持つ影響は計り知れない |そして今回の動きは「EUの対中国車関税引き上げ」に対する牽制の可能性もさて、ブルームバーグが報じたところによると、中国が大排気量ガソリン車(2,500cc以上)の関税を引き上げる可能性がある、とのこと。報道によれば、中国の政府系研究機関である中国自動車技術研究センター幹部を務める劉斌氏が現地メディアに対し「中国は、大型ガソリン車の輸入関税...