GT500 | カー太郎

【GT500マシン分析ホンダ編】新直線番長シビック・タイプR-GT。内側に光る “斜め上”のスピリット

　2004年に決行されたホンダNSXのV6ターボ化、HSV-010時代のサイドラジエター採用、ハイブリッドシステムを搭載したNSXコンセプトGT──。　時代は移り変われども、我が道を貫くホンダのチャレンジングスピリットは、国内のモータースポーツシーンに多くの記録と記憶を残してきた。　2023年までのNSXに変わり、2024年シーズンにホンダが満を持してスーパーGT GT500クラスに投入したシビッ...

2024.07.26

2024 スーパーGTauto sportGT500SUPER GTホンダホンダ・シビック・タイプR-GT

【GT500マシン分析ニッサン編】速さの秘訣は“右”だけじゃない。混戦に強いZニスモが夏の2戦で牙をむく

　2022年の第5戦鈴鹿450km、大逆転のテール・トゥ・ウインを飾ったカルソニック IMPUL Zのラジエターには、コースオフで刈り上げた草が敷き詰められていた。いつオーバーヒートしてもおかしくない真夏の光景は観客をヒヤリとさせ、劇的な勝利を一層演出した。　しかし、2024年のスーパーGT GT500クラスへ投入されたニッサンZニスモGT500は、そのような“演出”のない高い戦闘力で「勝利」を見...

2024.07.24

2024 スーパーGTauto sportGT500SUPER GTニッサンニッサンZニスモGT500

【GT500マシン分析トヨタ編】好調の“コーナリングマシン”GRスープラ。中盤戦突入で効く欧州風エッセンス

　富士スピードウェイと言えばトヨタ／レクサス。そのイメージは、大排気量V8NA（自然吸気）エンジンを搭載した80スープラが猛威を振う以前の時代からたしかにあった。　ライバルを圧倒するストレートスピードは印象深く、スープラを象徴する勝ち技として記憶に残っているファンも多いのではないだろうか。だが、時代の流れと規則の変化によって今季、それは大きく変化した。auto sport 2024年8月号（No....

2024.07.19

2024 スーパーGTauto sportGT500SUPER GTトヨタGRスープラ

『スカイラインGT-R（BNR34型／2001年）』さらなる空力改良も2年連続で逸冠を喫す【忘れがたき銘車たち】

　モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは2001年の全日本GT選手権（JGTC）を戦った『ニッサン・スカイラインGT-R（BNR34型）』です。＊　＊　＊　＊　＊　...

2024.07.16

2001 JGTCGT500Racing onニッサンニッサン・スカイラインGT-Rレーシングオン全日本GT選手権

強豪チームが定義する常勝ホイールの性能要件。タイヤの伸びしろを引き出す知られざるホイールの役割／BBS RI-A

　プロシリーズの開幕戦を制したディフェンディングチャンピオン、井口卓人（Team Takuty）。その足元には今年もBBSのRI‐Aが装着されている。　このホイールは、スーパーGTのGT500に投入されているホイールと同一の思想と造形で作られた、究極のレーシングスペック。　タイヤの性能を引き出す強靭性を重視し、さらに、タイヤとホイールの空転を抑制するアンチスリップペイントや、脱着時にナット穴を傷め...

2024.06.29

BBSBBS RI-ABBSジャパンGR86/BRZ CupGT500PRホイール井口卓人元嶋佑弥国内レース他

【SUPER GT Round3 SUZUKA GT 3 Hours RACE】37号車Deloitte TOM’S 笹原＆アレジ組がGT500初優勝！GT300は777号車D'station Vantage GT3が完勝

6月1日、鈴鹿サーキットでスーパーGT第3戦「2024 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT 3 Hours RACE」が行われた。前戦富士に引き続き2回目のタイムレースとなった今大会は、スープラ勢が躍動。37号車Deloitte TOM'S G…...

2024.06.03

GT300GT500アストンマーチンスーパーGTスープラトヨタホンダモータースポーツ日産鈴鹿サーキット

開発目標のひとつである鈴鹿の前半区間。試される2024年型GRスープラの軽量化と運動性能／第3戦鈴鹿

　クラスで唯一ベースモデルの変更や再スケーリングの適用なく、今季もスーパーGT GT500クラスでGRスープラを走らせるトヨタ陣営だが、2020年のデビュー以降そのキャラクターや車両特性は2年単位での変遷を繰り返してきた。　初年度から2年間はドア開口下部に位置する“ラテラルダクト”に一切の空力付加物を持たず、車両前傾姿勢で運動性能の最適解を見い出すレイクアングルを活用。とくにホームコースである富士...

2024.06.01

2024 スーパーGT2024スーパーGT第3戦鈴鹿GT500SUPER GTTOYOTA GAZOO RacingトヨタGRスープラ池谷悠鈴鹿サーキット阿部和也

『トヨタ・スープラ（1996年編）』GT専用マシン化が進んだ“黒船”の対抗馬【忘れがたき銘車たち】

　モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは、1996年の全日本GT選手権（JGTC）GT500クラスを戦ったJZA80型の『トヨタ・スープラ』です。＊　＊　＊　＊　＊...

2024.05.28

1996 JGTCGT500Racing onサードセルモトムストヨタトヨタ・スープラモータースポーツレーシングオン全日本GT選手権

『フェラーリ550GTSマラネロ（2004年）』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】

　モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは、2004年の全日本GT選手権（JGTC）GT500クラスを戦った『フェラーリ550GTSマラネロ』です。＊　＊　＊　＊　＊...

2024.05.22

GT500JGTCRacing onSUPER GTフェラーリ550GTSマラネロモータースポーツレーシングオン全日本GT選手権