F1モナコGP

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【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第6回】判断ミスを反省。ケビンには“自分がコントロールできるものに集中すること”が大切

 2024年シーズンで9年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄代表。今シーズンのF1もヨーロッパラウンドに入り、まずはイモラとモナコでの連戦を迎えた。しかしハースは両レースで無得点に終わり、モナコでは予選の失格や大きなクラッシュによるリタイアと厳しい結果に。その一方で小松代表は、ここまでの多くのレースで入賞を争うことができている現状も評価している。そんなエミリア・ロマーニャGPとモナコGPの週末を...
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ピレリ、モナコGPなど2025年の市街地戦により柔らかい“C6”タイヤを追加へ。多様な戦略利用を提案

 ピレリは、来季2025年の初めから市街地サーキットで使用される新たなウルトラソフトコンパウンドの開発に取り組んでいるが、先週フェラーリがポール・リカールで行った“C6”タイヤの最初のプロトタイプのテスト結果に非常に勇気づけられたようだ。 先月行われたモナコGPでは、1周目のアクシデントによって出された赤旗中のタイヤ交換の後、もう一度ピットストップをしないで済むように全員ができるだけ遅く走行してい...
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【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第7/8戦】いまやミッドフィールドの王者。より良い将来の選択肢はいくつもある

 F1での4年目を迎えた角田裕毅がどう成長し、あるいはどこに課題があるのかを、F1ライター、エディ・エディントン氏が忌憚なく指摘していく。今回は、第7戦エミリア・ロマーニャGP、第8戦モナコGPに焦点を当てた。────────────────── 120フィートのヨットに乗り、光り輝く太陽と美しい地中海を眺めながら、素敵な女性がサーブする最高級のシャンパンを飲む……。ああ、人生ってなんと素晴らしい...
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【F1第8戦無線レビュー】「その言葉を待っていた」後方を抑えて走っていた角田にようやくペースアップの指示

 2024年F1第8戦モナコGP。今年はスタート直後に2カ所でアクシデントが起き、赤旗中断となる波乱のスタートを切った。再開後は各車タイヤマネーコメントに徹する展開となったが、そんななかホームレースを迎えたシャルル・ルクレールが悲願の優勝を果たしたのだった。モナコGPを無線とともに振り返る。──────────────────── スタート直後、ボー・リバージュの全開上り区間で、ハースの2台とセル...
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【F1チーム代表の現場事情:バスール/フェラーリ】チームの印象を変えた愛すべき人物。ライバルの祝賀にも飛び入り参加

 大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールに焦点を当てた。2024年F1第8戦F1モナコGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)の優勝で表彰台に上がったフレデリック・バスール代表─────...
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【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第8戦】冷静さと完璧さで母国初勝利を達成したルクレール。角田裕毅の成熟度

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価し、ベスト5のドライバーを選出した。今回はモナコGPの週末を振り返る。─────────────────────────── モナコほど、ドライバーのパフォーマンスのレベルを分けるトラックは他にない。週末のどの時点でも...
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「長く待ちすぎると手遅れになる」周冠宇、2025年に向けあらゆる選択肢を注視。ザウバー/アウディとも話し合い

 キック・ザウバーの周冠宇は、彼のマネジメント陣と彼自身が2025年の“さまざまなオプション”を注視し、F1での長期的な目標に最も適した機会を見極めているところだと語った。 周とチームメイトであるバルテリ・ボッタスは、ふたりとも今シーズンの終わりにチームとの契約が終了する。ニコ・ヒュルケンベルグが来季にチームに加入することが先日発表され、2025年の空きシートはひとつ残されているが、周とボッタスの...
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オコンがカナダGP欠場のうわさを否定。ガスリーとのインシデントに対するオンライン上の中傷を批判

 アルピーヌF1チームのエステバン・オコンは、モナコGPでチームメイトのピエール・ガスリーと接触した後、オンライン上で中傷を受けたとして、弁明を行うとともに、次戦カナダGPの欠場を強いられるのではないかといううわさを否定した。 モナコGP決勝1周目にオコンはガスリーを追い越そうとして接触、そのダメージでリタイアした。アルピーヌのチーム代表ブルーノ・ファミンはオコンに激怒し、次戦に出場させない罰を検...
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メルセデス、ひとつしかない新型ウイングをラッセルに託したのはハミルトンの提案だったと明かす/F1第8戦

 メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、F1第8戦モナコGPに持ち込まれた新しいフロントウイングがひとつしかなかった理由と、それをルイス・ハミルトンではなくジョージ・ラッセルが使用することになった経緯を説明した。 モナコGPの間、ハミルトンは、「予選でジョージを上回ることは期待していない。彼には新しいフロントウイングがあるけれど、僕にはないか...
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進化するライバルへのフェルスタッペンの焦り。前代未聞76周ロングランでのドライバーの役割【中野信治のF1分析/第8戦】

 モナコのモンテカルロ市街地コースを舞台に行われた2024年第8戦モナコGPは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで、2022年第11戦オーストリアGP以来2年ぶりのキャリア通算6勝目、そして悲願の母国GP初優勝を飾りました。 今回はレッドブルの失速、我慢勝負となった決勝の鍵となったタイヤの持たせ方について、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独...
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ヨス・フェルスタッペン、モナコでの苦戦を受けてレッドブルF1は「もう少しレースに集中すべき」と主張

 マックス・フェルスタッペンの父であるヨス・フェルスタッペンは、息子のいるレッドブルF1チームを批判し、F1におけるレッドブルの長期支配の時代が終わる兆しが見られるなかで、ふたたびレースに集中するよう促した。 レッドブルのF1での支配力は揺るぎないものに見えた。2022年と2023年は完勝し、両年にドライバーズおよびコンストラクターズタイトルを獲得したが、レッドブルにとって潮目が変わってきたようだ...
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F1第8戦モナコGP分析(2)勝者フェラーリのアップグレード版リヤウイングとユニークな開発戦略

 2024年F1第8戦モナコGPで、フェラーリのシャルル・ルクレールがホームグランプリでの初優勝を遂げた。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが、フェラーリの勝利について分析。第1回では、フェラーリ&ルクレールのコース上の戦略に、第2回ではアップグレードしたリヤウイングに焦点を当てた。──────────■モナコの段差をしなやかに越えられなかったレッドブル マクラーレンとフェラー...
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ペレスのクラッシュに関連するコストは数億円規模に。ライバルとの争いにおいて「必然的に不利になる」とマルコが懸念

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、先週末のF1第8戦モナコGPでセルジオ・ペレスが喫した大クラッシュに関連する費用を算出したが、この支出がレッドブルのシーズン中の成長を損なう可能性があると警告した。 ペレスはモナコGPの決勝レースの1周目にボー・リバージュへと登っていく際に、ハースのケビン・マグヌッセンと接触した。幸運にもペレスは、大きな怪我をすることなくレ...
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F1第8戦モナコGP分析(1)ポール・トゥ・ウインのルクレールは、なぜあそこまで遅く走ったのか

 2024年F1第8戦モナコGPで、フェラーリのシャルル・ルクレールがホームグランプリでの初優勝を遂げた。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが、フェラーリの勝利について分析。第1回では、フェラーリ&ルクレールのコース上の戦略に、第2回ではアップグレードしたリヤウイングに焦点を当てた。────────── シャルル・ルクレールが、ついに母国モナコGPで優勝した。トップ10の順位は...
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同士討ちのオコンに激怒するアルピーヌF1代表、制裁として次戦カナダの欠場処分を検討か

 F1モナコGPの1周目にチームメイトのピエール・ガスリーをオーバーテイクしようとして衝突したエステバン・オコンに、アルピーヌのチーム代表は激怒しており、罰としてオコンを1戦外すことを検討しているといわれる。 決勝1周目のポルティエで、オコンは前を走るガスリーのインに飛び込み、接触した。オコンのマシンは空中に舞い上がり、大きな損傷を負い、リタイアとなった。レースは他の多重クラッシュにより赤旗となり...
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ハミルトンがアンダーカットできなかった理由は“コミュニケーションのミス”と代表が認める/F1第8戦

 メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、F1第8戦モナコGPでルイス・ハミルトンが順位を上げてフィニッシュするチャンスが大きな失策によって失われたことを認め、ミスの原因はピットウォールとエンジニアリングチームの間のコミュニケーション不足にあったと説明した。 7度の世界チャンピオンであるハミルトンは、角田裕毅(RB)に対して大きなアドバンテージを持っていたため51周目の終わりにフリーピ...
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11位アロンソ、チェッカー時はポイント圏内と勘違い「混乱した。『何だって?』という感じ」/F1第8戦

 フェルナンド・アロンソは、モナコでフィニッシュラインを通過したとき、アストンマーティンのためにポイントを獲得したと信じていたが、レースエンジニアから実際は11位でレースを終えたと告げられた。 レース後アロンソは、2回目のスタートから自分がどのポジションにいるのか混乱していたことを認めた。チームメイトのランス・ストロールがウォールにぶつかり、タイヤ交換のために2回目のピットストップが必要だと知らさ...
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リスタート時に3番グリッドを取り戻したサインツ。ノリスはこの状況に「フェアじゃない」と不満/F1第8戦

 マクラーレンのランド・ノリスは、F1第8戦モナコGPのレースのリスタート時に、フェラーリのカルロス・サインツが本来の3番手のスタート位置を取り戻すことを許したF1の赤旗ルールを「苛立たしく不公平」だと述べた。 サインツのレースは、ターン1(サン・デボーテ)でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と接触しパンクを喫したことで、悪い方向へ向かった。隊列がカジノスクエアに差し掛かる頃、サインツはのろのろ...
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2024年F1第8戦モナコGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=5位(78周/78周)5番グ...
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2024年F1第8戦モナコGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)だ。■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=10位(77周/78周)10番グリッド/タ...
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リカルド12位「ペースコントロールするアロンソの後ろでプレッシャーをかけ続けることしかできなかった」/F1モナコGP

 2024年F1モナコGP決勝で、RBのダニエル・リカルドは12位でフィニッシュした。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ミディアムタイヤでスタートしたリカルドは、リスタートでハードタイヤを履き、最後まで走り切った。 ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、リカルドのレースについて、次のように語った。「ひどいトラフィックのなかで過ごすことになり、ダニエルにとって難しいレース...
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ヒュルケンベルグ「レースが500mで終わったことにがっかり。不幸な結果としか言いようがない」:ハース F1第8戦決勝

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンはともにリタイアでレースを終えた。 ヒュルケンベルグとマグヌッセンは、予選後の検査でリヤウイングに違反が見つかったため失格となったが、ふたりともフリー走行で十分なタイムを残していたため決勝レースへの出走は認められた。しかしスタート直後、セルジオ・ペレス(レッドブル)とマグヌッセンが接触し、ヒュ...
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オコン「僕のミスだった。あの出来事、リタイアに終わったことをチームのみんなに謝りたい」:アルピーヌ F1第8戦決勝

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンはリタイアでレースを終えた。 オコンは決勝レースの1周目にターン8(ポルティエ)でチームメイトのピエール・ガスリーと接触し、リタイアとなった。オコンはこの接触の責任は自分にあると認めている。次戦カナダGPでは5グリッド降格ペナルティを受けることが決まっており、ペナルティポイントも2ポイント追加された。■エステバン・...
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サージェント「今後2台の仕様が同じになれば、ふたりともポイント争いができるはず」:ウイリアムズ F1第8戦決勝

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのローガン・サージェントは15位でレースを終えた。■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)決勝=15位(76周/78周)15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム2024年F1第8戦モナコGP ジェームズ・ボウルズ代表&ローガン・サージェント(ウイリアムズ) トリッキーなレースになり、その大半を誰かのリヤウイングを見て過...
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ボッタス「クリーンエアであればペースは悪くなかった。1ラップのペースに欠けて苦戦」:キック・ザウバー F1第8戦決勝

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは13位、周冠宇は16位でレースを終えた。■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)決勝=13位(76周/78周)17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード2024年F1第8戦モナコGP バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー) レースの大半を行列の中で過ごした。あまり楽しくなかったの...
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ストロール「ハードに交換してガスリーと戦おうしたが、戦略は機能しなかった」:アストンマーティン F1第8戦決勝

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは11位、ランス・ストロールは14位でレースを終えた。■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)決勝=11位(76周/78周)14番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム2024年F1第8戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) レースの始まりの時点で...
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ガスリー、今季初入賞もオコンの接触に失望「チームの指示に背く行為」アルピーヌ代表も激怒/F1モナコGP

 2024年F1モナコGP決勝で、アルピーヌのピエール・ガスリーは10位を獲得した。ガスリーは、予選で今季初めてQ3に進出した後、シーズン初入賞を飾った。 レース1周目、ポルティエコーナーで、ガスリーをチームメイトのエステバン・オコンがオーバーテイクしようとして、接触、オコンのマシンは宙に舞い、その際のダメージでリタイアした。幸いガスリーはパンクのみでマシンに問題がなく、他の多重クラッシュによる赤...
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アルボン9位、ウイリアムズ今季初入賞を喜ぶも「角田の後ろでつらいレースだった」/F1モナコGP

 2024年F1モナコGP決勝で、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは9位を獲得した。ウイリアムズにとってはこれが今シーズン初入賞に当たる。ウイリアムズは今回、アップグレードとして、新しいリヤウイング、ビームウイング、フロントコーナーを持ち込んだ。■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)決勝=9位(77周/78周)9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード2024年F1第8戦F1モ...
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ハミルトン、2ストップでファステストを記録もアンダーカットはならず「チームの指示にミス」とメルセデス/F1モナコGP

 2024年F1モナコGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7位、ジョージ・ラッセルは5位だった。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断となった。ハードタイヤでスタートしたふたりは、リスタートでミディアムタイヤを履いた。 7番手を走行するハミルトンは、後方に大きなギャップを築いたため、51周目にハードタイヤへの交換を行い、ポジションを落とさずにコースに復帰、フレッシュタイヤでファステ...
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ピアストリ2位「セナカラーでモナコの表彰台に立つのは特別なこと」ノリスは赤旗規則に疑問:マクラーレン/F1第8戦

 2024年F1モナコGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2位で、今季初、キャリア3回目の表彰台を獲得、ランド・ノリスは4位だった。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ミディアムタイヤでスタートしたふたりは、リスタートでハードタイヤを履き、最後まで走り切った。 ピアストリは、スタート直後、カルロス・サインツ(フェラーリ)との間で接触が起き、フロアにダメージを負った。しかし...
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オコン、次戦カナダGPで5グリッド降格。僚友ガスリーとの接触の責任を認め謝罪/F1第8戦

 アルピーヌのエステバン・オコンは、F1第9戦カナダGPで5グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。 モナコGPの決勝レースの1周目、11番グリッドからスタートしたオコンは、ターン8(ポルティエ)で前を走るチームメイトのピエール・ガスリーのインに飛び込んだ。しかしオコンの左リヤタイヤとガスリーの右フロントタイヤが接触し、オコンのマシンはガスリーのフロントタイヤに乗り上げるような形で大きく跳ね...
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レッドブル&HRC密着:スタート直後の赤旗で“最悪の状況”に。逆転叶わずも「弱点がわかった」と前を向くフェルスタッペン

 レッドブル・ホンダRBPTのF1第8戦モナコGPは、波乱の幕開けとなった。 16番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスが、スタート直後の1コーナーを立ち上がったところで、ケビン・マグヌッセン(ハース)と接触、その後ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)を巻き込む大クラッシュとなり、赤旗中断となった。 接触したペレスとマグヌッセン、2台の事故に巻き込まれる形となったヒュルケンベルグの3台がその場でリ...
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フェルスタッペン「赤旗で台無しに。4秒も遅く走らなければならないレースなんて」レッドブル/F1モナコGP

 2024年F1モナコGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6番グリッドから6位でフィニッシュした。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ハードタイヤでスタートしたフェルスタッペンは、リスタートでミディアムタイヤに履き換えた。 フェルスタッペンの前を走るジョージ・ラッセル(メルセデス)は、同じミディアムを履き、最後まで走り切ることを視野に入れて非常に遅いペースで走っていた...
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大事故のペレスが怒り「ケビンは接触が避けられなくても引かない。とても危険な行為」調査を行わない審議委員にも不満

 2024年F1モナコGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、1周目の多重クラッシュによりリタイアという結果に終わった。 16番グリッドのペレスは、ボー・リバージュを駆け上がる際に、ケビン・マグヌッセン(ハース)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の前を走っていた。マグヌッセンがペレスを追い抜こうとして右側の隙間に飛び込んだ際に、2台が接触。この混乱にヒュルケンベルグも巻き込まれ、3台が大きなダ...
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【角田裕毅F1第8戦分析】課題のスタートは改善。普段とは異なる“状況に応じたペース配分の変更”をやり遂げ8位入賞

 抜きどころがないモンテカルロ市街地サーキットでのレース。モナコGPでの最高位グリッドとなる8番手からスタートする角田裕毅(RB)にとって、初入賞するために重要なのがスタートだった。「ここ数戦うまく行かなかったことの反省を元に、チームがこのモナコGPに向けて、かなり改善してくれて、前戦イモラから一段ステップアップしたスタートができました。チームとして、取り組んだことが結果となって現れてよかったです...
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ルクレール、ジンクスを破り、母国初勝利「涙で前が見えなかった。自分と父の夢を叶えられて嬉しい」/F1モナコGP

 2024年F1モナコGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは優勝、カルロス・サインツは3位を獲得した。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ミディアムタイヤでスタートしたふたりは、リスタートでハードタイヤを履き、最後まで走り切った。 ルクレールは、スタートを2回とも成功させ、長いスティントを、ペースをコントロールしながら走行、全ラップをリードし、最終的には2位オスカー・ピアスト...
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角田裕毅がモナコで8位入賞「タイヤとペースの管理に集中した我慢のレース。終盤プッシュできた時は楽しかった」

 2024年F1モナコGP決勝で、RBの角田裕毅は8位入賞を果たし、4ポイントを獲得した。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ミディアムタイヤでスタートした角田は、リスタートでハードタイヤを履き、最後まで走り切った。 ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、角田の一日を振り返って、次のようにコメントした。「今回は4ポイントを獲得した。裕毅が今日のレースで8位を獲得したことで...
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【F1第8戦決勝の要点】楽天的すぎたマグヌッセン。3件のアクシデントに対する異なる判断とモナコGPの魔力

 第81回目のモナコGPとなった2024年F1第8戦決勝では、スタート直後に立て続けて3件のアクシデントが起きた。 まずターン1(サン・デボーテ)で2番グリッドスタートのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と、3番グリッドスタートのカルロス・サインツ(フェラーリ)が接触。サインツは左フロントタイヤをパンクし、ピアストリも車体にダメージを受けた。 2件目は、エンジン全開で駆け上がるボー・リバージュで...
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【ポイントランキング】2024年F1第8戦モナコGP終了時点

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は8位だった。 ドライバーズ選手権の上位では、ランド・ノリス(マクラーレン)とカルロス・サインツ(フェラーリ)が順位を上げ、今回リタイアに終わったセルジオ・ペレス(レッドブル)は5位に落ちている...
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ルクレールが悲願の母国初優勝。角田裕毅、日本人3人目となるモナコGP入賞果たす【決勝レポート/第8戦】

 5月26日、2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースがモンテカルロ市街地コースで行われ、モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで、2022年第11戦オーストリアGP以来2年ぶりのキャリア通算6勝目、そして悲願の母国GP初優勝を飾った。 2位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(RB)は8位となり、今季6度...
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【順位結果】2024年F1第8戦モナコGP決勝

 2024年F1第8戦モナコGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は8位だった。■2024年F1第8戦モナコGP決勝 暫定結果PosNo.DriverTeamTime/GapLaps116C.ルクレールフェラーリ2h23’15.55478281O.ピアストリマ...
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2024年F1第8戦モナコGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2024年F1第8戦モナコGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュ...
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2024年F1第8戦モナコGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)だ。■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)予選 10番手2024年F1第8戦モナコGP...
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角田裕毅、成長を実感した予選Q2のラストアタック「取り乱すことなく、冷静に終えられた」/F1インタビュー

 角田裕毅(RB)が2024年F1第8戦モナコGPの予選で8番手を獲得した。これは、昨年のモナコでの自身最高位となる予選9番手を上回っただけでなく、日本人ドライバーのモナコGP予選における最高位に並ぶスーパーラップだった。角田の予選後の声をお届けする。──────────────────────────────────素晴らしい予選でした。いまの率直な感想を教えてください。角田裕毅(以下、角田):...
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リカルド予選12番手「前進を期待していたが、少し後退したように思う」/F1モナコGP

 2024年F1モナコGPの予選で、RBのダニエル・リカルドは13番手を獲得、後にハースが技術規則違反により失格になったことで、予選12番手に繰り上がった。■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)FP3 18番手(1分12秒829:ソフトタイヤ/28周)予選 12番手(Q1=11番手1分11秒785:ソフトタイヤ/Q2=12番手1分11秒482:ソフトタイヤ)2024...
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セナカラーのピアストリが予選2番手「ミスをしなければ、ポールを獲ることも可能だった」マクラーレン/F1モナコGP

 2024年F1モナコGPの予選で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2番手、ランド・ノリスは4番手だった。Q3でピアストリはフレッシュタイヤ2セットを使用、最初のアタックから2番手を確保。ノリスはユーズド1セットと新品1セットで戦わなければならなかった。ピアストリと、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のポールポジションタイムとの差は、0.154秒だった。2024年F1第8戦F1モナコGP 予選...
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レッドブル&HRC密着:低速コーナーと縁石に大苦戦、マシンとも格闘したフェルスタッペン。Q3ではウォールに接触し6番手

 F1第8戦モナコGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今シーズン初めてポールポジションを逃した。これで前戦エミリア・ロマーニャGPで並んだアイルトン・セナが持つシーズンをまたいでの8戦連続ポールポジションと、アラン・プロストが持つ開幕からの7戦連続ポールポジションのふたつの記録を更新することはならなかった。 ただし、金曜日の時点でポールポジションを獲得することは難しいと認...
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フェルスタッペン、「ゴーカートのようなマシン」で予選6番手。ペレスはQ1敗退の“大惨事”:レッドブル/F1モナコGP

 2024年F1モナコGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6番手、セルジオ・ペレスはQ1で敗退し、16番手に終わった。 フェルスタッペンは、Q3最初のアタックラップで一時3番手につけたものの、最後のラップで体勢を崩してバリアに接触、アタックを諦めざるを得ず、他のドライバーたちのタイム更新により、6番手にポジションを下げた。  ペレスは予選18番手だったが、ハース2台が技術レギュレ...
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【角田裕毅F1第8戦展望】最適化されたセットアップ。1セットの新品ソフトで全区間自己ベストを更新、前年を上回る8番手

 金曜日に続き、F1第8戦モナコGPの土曜日も角田裕毅(RB)は好調だった。「一晩かけて、金曜日のフリー走行のデータを分析し、シミュレーター作業を行い、フリー走行3回目に向けて、クルマのセットアップはさらに最適化された」と語るのは、車両パフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトー。 土曜日のフリー走行3回目は、その変更したセットアップを確認するとともに、予選で履くソフトタイヤでマシンの限界を試す最後の...
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ルクレール、直前でエンジン交換もポール獲得、悲願の母国初優勝に近づく「今のフェラーリなら、今度こそ勝てる」

 2024年F1モナコGPの予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは今季初ポールポジション、カルロス・サインツは3番手を獲得した。ルクレールにとってキャリア24回目、モナコでは3回目のポールポジションに当たる。ルクレールは今までホームレースであるモナコGPで数々の不運に見舞われ、これまで優勝どころか表彰台すら獲得したことがない。 なお、フェラーリは、FP3でルクレールのエンジンのセンサーに異常が...
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角田裕毅が予選8番手「モナコだからなおさら嬉しい。プレッシャーのなか、マシンの力を絞り出すことができた」

 2024年F1モナコGPの予選で、RBの角田裕毅は、今季6回目のQ3進出を果たし、8番手を獲得した。 ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは「裕毅は素晴らしい仕事をして、8番手という結果を出した」とコメントした。「今回もQ3に進出し、我々は再び中団のトップに立つことができたのだ」「明日に向けて有利なポジションに立った。これからチームの戦略グループは、さまざまなレースシナリオを検討し、多...
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ハースの2台が予選失格に。新型リヤウイングの設定ミスで違反が発生、最後尾からの決勝スタートが許可/F1モナコGP

 F1第8戦モナコGP予選後、ハースVF-24のDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の設定がレギュレーションに準拠していないことが判明し、ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンは予選失格となった。ふたりには決勝を最後列グリッドからスタートする許可が与えられた。 予選でヒュルケンベルグは12番手、マグヌッセンは15番手を獲得した。しかし予選後の検査で、VF-24のリヤウイングエレメント間...
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【F1第8戦予選の要点】アロンソとペレスの失速。モナコを得意とするガスリーの大健闘と入賞の可能性

 1周わずか70秒あまりのモナコ・モンテカルロ市街地コース。そして2024年シーズンは全20台のマシン性能差が、去年までとは比較にならないほど接近している。予選直前に行われたフリー走行3回目(FP3)では、セッショントップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から15番手のランス・ストロール(アストンマーティン)までの15台が1秒以内にひしめいた。それゆえに予選は波乱の展開が予想され、実際に十分過ぎ...
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ルクレールが地元モナコで今季初PP。フェルスタッペンはQ3で壁にヒット【予選レポート/F1第8戦】

 5月25日、2024年F1第8戦モナコGPの予選がモンテカルロ市街地コースで行われ、モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が自身通算24回目となるポールポジションを獲得した。 2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。 角田裕毅(RB)は今季6度目のQ3進出決めて8番手となった。 伝統的なモンテカルロ市街地コースを舞台に開催される第8...
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【順位結果】2024年F1第8戦モナコGP予選

 2024年F1第8戦モナコGPの予選が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は8番手だった。■2024年F1第8戦モナコGP予選 暫定結果PosNo.DriverTeamTime/GapLaps116C.ルクレールフェラーリ1’10.2702628...
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【タイム結果】2024年F1第8戦モナコGPフリー走行3回目

 2024年F1第8戦モナコGPのフリー走行3回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。角田裕毅(RB)は9番手だった。■2024年F1第8戦モナコGPフリー走行3回目 リザルトPosNo.DriverTeamTime/GapLaps116C.ルクレールフェラー...
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ルクレール初日最速「もっとずっと速いタイムを出せる。うまくまとめてポールを獲りたい」フェラーリ/F1モナコGP

 2024年F1モナコGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=5番手/フリー走行2=1番手だった。フェラーリは今回、モナコの特性に合わせたリヤウイングをアップグレードとして導入している。 ルクレールはFP1ではハードタイヤとミディアムで走行。FP2はミディアムでスタートし、ソフトに交換して、この日の最速タイムをマークした。セッション終盤20分は、ロングランに取り組んでいる。■シ...
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ハミルトン初日2番手「うれしい驚きだが、ロングランに課題」ラッセルは新ウイングをテスト:メルセデス/F1モナコGP

 2024年F1モナコGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=1番手/フリー走行2=2番手という結果だった。今回メルセデスは、リヤウイング(アッパーウイング)、リヤウイング(ビームウイング)、フロアボディ、フロントウイングをアップグレードしている。 ジョージ・ラッセルが新しいフロントウイングを試し、旧バージョンをハミルトンが使用して、比較を行った。ただし、ラッセルはステアリングの...
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レッドブル&HRC密着:「こうなることは覚悟していた」4つのアップデートを実施も初日は苦戦。バンプでの弱点が露呈

 レッドブル・ホンダRBPTは、市街地サーキットで開催されるF1第8戦モナコGPに以下の4つのアップデートを投入してきた。(1)リヤウイング モナコのコース特性に合わせて空力のバランスレンジを最適化したもので、アッパーリヤウイングを拡大させ、ある対気速度で最も大きな荷重がかかるように設計した。2024年F1第8戦モナコGP レッドブルRB20のリヤウイング(2)ビームウイング これもモナコのコース...
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【角田裕毅F1第8戦展望】接触もなく走行時間を有意義に活用。初日11番手「コンパウンド差を考えるとタイムは悪くない」

 前戦エミリア・ロマーニャGPでは予選で一時トップ3となるタイムをマークした角田裕毅(RB)。エミリア・ロマーニャGPの舞台であるイモラは高速サーキット。低速のモンテカルロ市街地サーキットとマシンの相性が気になるところだが、角田に不安はない。「低速コーナーといっても、コーナーのアングルやバンプがあるかどうかとか、コーナーにバンクがついているかにもよりますが、そこまで低速が苦手だという感じではないで...